1月9日の午前中の年賀会は、滋賀報知新聞社主催の「第35回びわ湖新年互礼会」。東近江市に拠点がある滋賀報知新聞社が昭和の時代から始めたミシガン船を貸し切っての新年の祈願祭。富田代表や小椋東近江市長の挨拶に、鈴鹿の山から愛知川を経て、琵琶湖につながる近江の地への熱い思いが込められていました。琵琶湖上を遊覧しながらの「喜楽長:あらばしり」をいただきながらの年賀会は幸せな時間でした。
9日午後は、滋賀県保険医協会の皆さまからのご要望をいただき、「命をつなぐ政治を求めてー参議院議員4ケ月の報告」という講演をさせていただきました。日本の子どもの貧困の背景に離婚後の片親親権制度があり、民法を共同親権にかえて子育て責任を両親で担い、社会全体でささえる法律改善を目指して国会で活動していることなど講演させていただきました。歯科医師の方たちの診察場面でも口腔破壊を起こしている子どもにひとり親家庭が多く、深刻な問題であることも報告されていました。
夕方は滋賀県医師会の年賀会に参加させていただきました。全県下から300名近くの方が集まった大規模な年賀会。こちらでは、滋賀県が1昨年「男性長寿日本一」になったのは、新生児死亡率の低下や癌、血管系の医療改善が大きな要因であることから医師会の皆さまに深く感謝申し上げました。加えて「減塩」」「禁煙」のような生活習慣改善運動や、ボランティアやスポーツ活動など「社会参加」の要素も大きく、今後このような滋賀モデルを全国展開するためにも国会で働かせていただきたいと申し上げました。
10日は「滋賀県建築関係団体合同年賀会」が近江八幡で開催され、県内で建築設計や施工管理にあたっている5団体の役員の皆さんに加えて、県行政や宅地建物取引、木材協会、電気工事組合、土地家屋調査士会等の皆さまにお会いできました。琵琶湖研究所に就職した昭和56年当時からお世話になっていた本城博一様や知事時代に交流があった女性建築士の皆さんとの再会もうれしい時間でした。こちらでも、建築業の基本であるソーシャル・インフラの少子化対策や、水害対策など、滋賀県として先駆けてきた予防的政策を国政でじっくり展開させていただきたいと挨拶させていただきました。
ただ、どの年賀会でも女性の姿が少ないのはいつもながら大変気になりました。さまざまな職種団体、組織活動への女性参画、どのようにしたら増えていくのか、知事時代からの社会政策課題です(微笑)。