Facebook 2014年7月17日

国の省庁関係者に「知事退任挨拶」に伺い、それぞれに滋賀県へのお励ましをいただく。

7月16日(水)、3日後の7月19日の任期満了を控え、就任以来、滋賀県政の推進にご協力いただいてきた国会議員や各省庁の幹部の皆さんに退任のご挨拶を申し上げるため、昨夜、全国知事会議が開催されている佐賀から、空路、東京へ移動。

滋賀県としての政策を効果的なものとしていくには、国の施策と連携をとりながら進めていくことが欠かせません。昨年の台風18号のような災害に対する復旧事業や道路、河川の整備などへの支援のほか、県民の生活現場の中から見えてきた少子化などの課題に適切に対応できるよう、県民目線に立った制度や仕組みを提案し、国と連携協力して進めていくことが重要です。

県としても、これまでから、子育て支援にかかる、妊婦健診や保育所整備などの少子化対策をはじめ、雇用対策や女性参画の推進、さらには健康医療創生特区の指定や、地元経済の活性化をめざした環境こだわり農業の推進など、国への積極的な提案活動を進め、地域の発意とアイディアにもとずき、具体的に国の施策や予算に活かしていただくことにより、県民の皆さんに対する県の施策を充実させてくることができました。

本日午前中は、総務省で門山自治行政局長、米田自治税務局長、青木審議官、岡崎事務次官、伊藤政務官に、その後、国会議員の議員会館で大岡議員、川端議員、林議員、岩永議員にお会いし、これまでの様々なご支援とご協力に対するお礼のご挨拶を申し上げました。

午後は、環境省で鈴木事務次官、厚生労働省で田村厚生労働大臣、村木事務次官、蒲原官房長、石井政策統括官、榮畑厚生労働省顧問に、農林水産省では、沼田林野庁長官、本川水産庁長官に、国土交通省では、髙木副大臣、徳山技監、池内水管理国土保全局長、深澤道路局長に、文部科学省では、青柳文化庁長官に、内閣府では、岡田副大臣、西村副大臣に、そして原子力規制委員会では、田中委員長、黒木部長、清水次長にそれぞれも直接ご挨拶させていただき、これまでの嘉田県政へのご協力と、今後の三日月県政へのご支援に対して、心からの協力お願いを申し上げさせていただきました。

その他経済産業省も含め、ご不在の政務三役や事務次官の皆さんにもご挨拶にお伺いし、感謝の気持ちをお伝えいただくよう担当の方にお願いをしてまいりました。

嘉田は国とのパイプが弱いと、今回の知事選挙でもさんざん相手候補からご批判をいただましたが、県民の皆さんの願いと思いに寄り添いながら、県としてもこれまでから道路、河川政策など、しっかり国への合理的な提案もしてまいりました。

あわせて、国に対しては国、霞が関からは見えにくい政策、たとえば農業と生物多様性を結びつける「魚のゆりかご水田」や、働く場への橋をかける、包括的な女性参画を進めるための「マザーズジョブステーション」など、全国的にも評価をいただている政策づくりを実現できました。

今後とも県政に対するこれまでのご協力に改めて心から感謝とお礼を申し上げます。

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