Facebook 2014年6月4日

びわ湖ホールでの「音楽会へ出かけよう!」を鑑賞。

6月3日(火)、午後から、びわ湖ホールでの「音楽会へ出かけよう!」(ホールの子事業)を鑑賞。

この「ホールの子事業」は、「うみの子」・「やまの子」・「田んぼの子」という自然体験に加えて、文化体験もしてもらいたいとの思いで、県として平成23年度からスタートさせました。

びわ湖ホールという世界に誇る芸術施設で、子どもたちに本物の音楽を楽しんでもらうことや、びわ湖ホールへの敷居を低くしてもらうことをねらいとしており、年々公演回数も増やし、今年は4日間で8公演を開き、特別支援学校を含めて89校から7,026名の児童が参加してくれます。

今年もわくわくする公演内容を企画してもらいました。園田隆一郎さんがタクトを振ってくださり、ロッシーニのウィリアム・テル序曲より「スイス軍の行進」、ハチャトゥリアンの「剣の舞」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」など、子どもたちにも聴きなじみのある曲を「びわ湖ホール声楽アンサンブル」と「京都市交響楽団」との共演により演奏してくださいました。

さらに、ステージに設置したスクリーンに「知ったかぶりカイツブリ」が出てきて案内したり、子どもたちが一緒に合唱するコーナーを設けるなど、子どもたちの好奇心をわき立ててもらうとともに、会場全体が一体感を持てる工夫も行っています。

子どもたちも普段なかなか味わうことのできないこうしたホンモノの音楽会を楽しんでくれたようです。

指揮者の真似をしてみたり、「みんなで歌おう」では、声楽アンサンブルのメンバーと少し恥ずかしがりながら一緒に歌ってみたり、ハイタッチをしてみたり。

こうした経験を通じて、豊かな情緒をはぐくみ、未来にむけて滋賀の「文化力」を高め、深めていく一つの機会になってくれればと思います。

先頭に戻る