Facebook 2014年5月16日

「在宅医療福祉の仕合わせ検討会」の皆さまと座ぶとん会議。

5月15日午後、彦根市内に移動し、「おじゃまします!知事です」で「在宅医療福祉の仕合わせ検討会」の皆さんと意見交換。

住み慣れた場所で最期を迎えたいという住民の皆さんの願いを実現するため、湖東圏域の在宅医療福祉関係者が連携し、その実現を目指す検討の場です。

まず、その拠点である「くすのきセンター(市保健・医療複合施設)」を視察。彦根市の山根副市長もご一緒くださいました。

そのあとの対話では、日村センター長をはじめ、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護士など多様なメンバーの皆さんと「住み慣れた場所で最期まで? 多職種仕合わせでみんな幸せ?」をテーマに意見交換。

まず、それぞれの検討会での役割や今後の展望などを語っていただきました。後半では、在宅医療を進めるため「病は病院で治すもの」「在宅で看取るのは世間体が悪い」という意識を「病院で老いは治せない」「地域全体が一つの医療福祉の場」というような意識をもってもらうにはどうしたらいいのか、具体的な意見をいただきました。

私自身2010年の2期目のマニフェストで「死の問題をタブー視しない」「在宅看取りの仕組みづくり」を掲げました。

そして、地域から医療福祉を変える在宅看取りを進めてきました。

この検討会の皆さんをはじめ県内各地で着実に実践を積み重ねていただいており、「種をまく仕事はかなり成就したな」、という実感をもち、大変嬉しく思います。

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