Facebook 2014年5月23日

「関西広域連合会議」「近畿ブロック知事会議」が徳島県で開催・参加。

5月22日(木)、早朝に大津を出発し、淡路島を経由して徳島県に入る。

午前中、鳴門市のルネッサンスリゾートナルトで開催された「関西広域連合委員会」に出席。今夏の節電クールアクションや平成27年度の国の予算編成への提案事項、新たな「国のグランドデザイン」(骨子)に対する意見、そして東京オリンピック・パラリンピックなどに向けた関西文化の発信などについて議論を行いました。

今夏の節電については、昨年実績(平成22年度夏比11%)以上の節電要請を行いたいと考えています。会社、ご家庭それぞれにおいてご協力をよろしくお願いいたします。

国への提案事項の中に昨日の大飯原発3・4号機での福井地裁の判決に連動している「安全性の担保」「被害地元にも立地自治体並みの権限付与」について明記させてもらいました。

午後には、同じ鳴門市の大塚国際美術館を視察。陶板により複製された世界の名画が多数展示されています。実はこの陶板は、信楽にある大塚オーミ陶業の工場で作られたもの。小さな絵画から大きな壁画、さらには礼拝堂の天井画までを再現して展示されています。

入り口すぐのシスティーナ礼拝堂(ミケランジェロ)やスクロヴェーニ礼拝堂(ジョット)のフレスコ画のレプリカなどは圧巻で、現地と同サイズでの展示だけに細部までよく分かり、本で見るのとは一味違うものでした。私の大好きなモネの睡蓮の陶板絵画も屋外に展示されていました。

続いて、徳島県松茂町の樫野倶楽部で、近畿ブロック知事会議に出席。会場の建物は大正時代に建てられた邸宅をリノベーションしたものだそうです。今回は会長として議長役を務めさせていただきました。

広域インフラの整備促進や農林水産業振興、少子化対策など多くの議題がある中で、滋賀県からは、地方有料道路の維持・更新のあり方について地域の実情に合わせた制度改正等の要望と、2020年の東京オリンピック等に向けた文化振興・発信のための広域連携について提案をさせていただきました。

それぞれの議題については、必要に応じて国への提案やさらなる府県間の連携につなげていく旨を合意しました。

会議の終わりにあたり、この7月で知事を卒業させていただくことを改めてご報告し、各府県の知事の皆様に多くを学ばせていただくとともに、地方自治のあり方について一緒に議論をさせていただいたことにお礼を申し上げました。

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