Facebook 2017年9月16日

感動的なイナズマロックフェス 2016リターンズでした。しがふるさと観光大使の西川貴教さんが主催して今年で9回目。お母さんへの思いが込められていたふるさと開催のフェス。2017イナズマは明日16日と17日、まだチケットに余裕はあります。琵琶湖畔の烏丸半島を埋め尽くして、皆んなの力で台風を押しとめましょう!北川陽子さん、北川陽大さんとご一緒でした!9月15日。(また長いです^_^)

昨年のイナズマ、最終日には本当の稲妻が光り、警報が出てしまったので泣く泣く途中で中止の判断。雨のなか、最後のお客さんがバスに乗るまで西川貴教さんは見送ったという伝説を残した2016イナズマ。その時すでに西川さんの心のなかで「来年、必ずリターンズをやろう」と決めたという。

ただ完全無料です。収入のないところで本当にスタッフがついてきてくれるのか?不安があったようですが、スタッフも迷わず、西川さんの判断についてきてくれたようです。見事なチームワーク。これも日常的な西川さんのお人柄に、お仲間のアーティストやスタッフの厚い信頼があればこそでしょう。そしてお客さんも会場埋め尽くすほど戻ってくれました。

リターンズの熱演ステージがはねた後、楽屋に西川さんを慰問しました。母親思いの西川さん。お母さんを8月29日に見送り、30日のお通夜には気丈にふるまっていた西川さん。今回は、ふたりで泣いてしまいました。「お母さんに今日まで頑張ってほしかったね」と思わず、口に出てしまいました。毎回のフェス、楽屋で息子さんの活躍を穏やかに、嬉しそうに見守っていたお母さん。お顔も表情もまさにお母さん似の西川さん、、、。

西川さんは8月末のラジオ放送で「観光大使になったのが(イナズマ開催の)きっかけっていうのもあるんですけど、本当の本当はオフクロが病気してから帰る理由を作るのに、仕事を作ったんです」と告白。「(フェスが)10周年になったら言おうと思っていた」「かあちゃんの病気と共に、年が重なってる」とお母さんへの思いを明かしていました。

しがふるさと観光大使の西川貴教さんが2009年からはじめてくれたイナズマロックフェス。2008年の知事新春対談で「ふるさとしがのために歌で貢献したい。しがの空を歌で埋め尽くしたい。そして琵琶湖の環境保全にも貢献したい」という思いを伺い、滋賀県行政としてまず「しがふるさと観光大使」をお願いしました。そして西川さん主催のロックフェスを応援することになりました。

琵琶湖全域を見ていただき、草津市の琵琶湖博物館横の芝生広場が、琵琶湖も比叡山の景色もきれいで気にいってくれました。そこで土地を管理している国の機関に交渉、ここがロックフェスの場となり、地元草津市と協力して、交通問題や騒音など、行政として支援してきました。また県としても「おいでーなしが」観光キャンペーンを同時開催して、イナズマならではの土産物や食べ物開発もしてきました。

それにしても、イナズマを始めたその頃、すでにお母さんの病が発見され、お母さんへの親孝行もあり、滋賀と琵琶湖の盛り上げにここまで力を入れていただいたのですね。まさに感動的な母息子物語、、、近江聖人、中江藤樹を思い起こさせる「現代の近江聖人」とも思える母息子物語です。

一子(かずこ)お母さん、心安らかに、天国から息子さんの大きな活躍をみまもって下さい!

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