Facebook 2014年4月10日

「ポコラート」展と日比野克彦さん訪問。

4月9日(水) 午後は、「千代田アーツ3331」でポコラート展を視察。「ポコラート」とは、障害のある人とつくるアートプロジェクトで、アートをきっかけとして、障害のある人も、そうでない人も、それぞれの方法で直接対話ができる場をつくるための活動。

Place of “Core + Relation Art”(障害のある人とない人、アーティストが、核心の部分で相互に影響し合う場)という理念を示す名称とのことです。

ポコラート宣言では、以下のように謳われています。

「純粋」で「切実」な行為や表現が「逸脱」した存在となった時、 私たちは、そこに「芸術」としか言いようのない美しさを感じる。 ポコラートは、障がいの有無・年齢・経験を問わず、その「芸術」を世界に解き放つ。

今回の展覧会は、第1回から第4回までのポコラート全国公募展に寄せられた延べ4,820点、2,292人の作家の中から選ばれた54人による展覧会で、滋賀からも古久保憲満さん、鎌江一美さんなどの作品が展示されていました。

私たちの心を揺さぶる感動的な作品であったり、日常的なものの捉え方に反省を促すような刺激的な作品など、いつまでも接していたい作品ばかりでした。

続いて、同じ建物の3階で、アーティストの日比野克彦さんを訪ねるました。アールブリュットの普及にも携わっておられ、滋賀でも講演をいただくなど、精力的に活動されています。

滋賀県でのアールブリュットの取組状況やその意味などをお伝えするとともに、今後の前向きなご協力などをお願いしました。

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