米原市内に建設された「サカタインクス滋賀工場」の竣工式・竣工披露パーティーに来賓として出席。
平成26年（2014年）4月14日（月）、午前、米原市内に建設されたサカタインクス滋賀工場の竣工式、竣工披露パーティーに来賓として出席。在来線からも新幹線からも目立つ立地のところにあります。
サカタインクスは、明治29年に大阪で創業以来、各種印刷用インキの製造・販売を行う科学メーカーとして、国内はもとより、アジア、北米、欧州と幅広く展開され、国内有数の企業へと発展してこられました。
今回、竣工された滋賀工場の誘致に関しては、県としてもさまざまな困難を乗り越えて、米原市と協力しながら、大きな力をいれさせていただきました。それだけに本日の竣工にはひとしおの感慨があります。
敷地内には、低炭素社会の推進のため、最大出力約２メガワットという大規模な太陽光発電システムの導入も進めていただいており、現在4,200枚のパネルが設置されており、これから施工する第二期工事が完了するとその発電量は、一般家庭約550世帯分となります。
さらに、駐車場をはじめとした各所に太陽光発電のパネルを設置されているだけではなく、滋賀に相応しい樹木による里山景観を目指す雑木林、通称“サカタの森”や、ゆくゆくはホタルなどが飛び交うことができるような小水路も整備されるなど、エコロジーへの配慮が至るところになされたすばらしい工場であると感心いたしました。
祝辞では、近畿・中部・北陸の結節点という交通の要衝にあたる米原の地を、「第2の創業の地」として国内基盤の中心的な拠点にお選びいただいたことに感謝を申し上げ、これから滋賀にお住まいになる社員やそのご家族の皆さんのためにも、「滋賀に住んで良かった」と思っていただける地域づくりを米原市とともに努めること、お約束申し上げました。
