滋賀医科大学での「第1回滋賀医科大学経営協議会」に出席。
4月23日(水)、午後から、滋賀医科大学に向かい、「第1回滋賀医科大学経営協議会」に出席。
大学経営に関する重要な事項を審議する場で、この4月から学外委員を務めさせていただくことになりました。
塩田新学長から今年度の計画などについて報告があった後、意見交換。
私からは県政と関わる3点を申し上げました。
①団塊の世代が75歳以上の高齢者となる2025年が近づく中、県民意識調査では50パーセント近くの方が自宅で最期を迎えたいと希望。そのためには在宅医療を提供する医師を増やしていくことが必要。現在、県委託で実施していただいている「家庭医療学講座」を大学の正規講座として位置付けるなど、家庭医の担い手育成をお願いしたい。
②ものづくり県である滋賀の誇る様々な高度技術と、重要性を増す医療分野との連携は大きな可能性がある。産学官が協力した一層の医工連携を。
③滋賀県は管理的職業従事者に占める女性の割合が全国的に低位にある。医療人材育成の観点から女性医師や女性看護士が活躍推できる風土改革を。今、滋賀医科大学の新入生の4割近くが女性であり、今後、女性医師、女性医療関係者の活躍の必要性は十分ご理解いただいているようです。
今年創立40周年を迎えられる滋賀医科大学。本県唯一の医科系大学でもあります。今後一層の発展と連携をお願いしました。