Facebook 2014年3月14日

「心象絵図」をミシガン州で紹介をしたパトリシア・トロングさんの来訪を受ける。

3月13日(木)、昨年、ミシガン州立大学連合日本センターに短期留学していたパトリシア・トロングさんの来訪を受ける。

パトリシアさんは、ミシガン州での日本語スピーチコンサートにおいて、留学中に草津市矢倉地域で体験した「心象絵図」についてスピーチし、見事優勝されました。心象絵図の生みの親である滋賀県立大学の上田洋平さんもご一緒でした。

心象絵図とは、一人ひとりの心に記憶されている過去の思い出を集約して、生活風景、祭りや行事、四季の自然など、それぞれの思い出シーンを一枚の大きな絵図に描き込み、仕上げたものです。
パトリシアさんの祖父母はベトナム戦争から逃れるため、アメリカへ移民したということ。

故郷ベトナムの楽しかった思い出などを祖父母から聞き取り、この心象絵図のようなふるさと絵図を一緒につくっていく中で、家族の絆を深めたいと語ってくださいました。

心象絵図をつくりながら、世代をこえて生活風景を共有していく、このような手法が、海外の方にも評価されたのはうれしいことです。文化の違いをこえて普遍化していけること、願っています。

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