Facebook 2014年3月30日

「栗東芸術文化会館さきら」で「県民参加パフォーマンスライブ『ほほえむちから』」に出席。

3月29日(土)、「障害福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄さんの生誕100年を迎えました。大正3年、1914年のこの日、鳥取県で生を受けた糸賀さん。

本年度は1年間を通じて、糸賀先生の生誕100年を記念した様々な事業を実施してきましたが、その締めくくりとして今日と明日の2日間、「糸賀一雄生誕100年記念式典」を開催し、その第一部として企画した音楽祭です。

サックス・クラリネット奏者の坂田明さんやピアニストの谷川賢作さんほか、国内外の一線で活躍するアーティストをゲストに迎え、障害のある方やお年寄り、子どもたちによる、演奏やうた、ダンスなどのパフォーマンスを楽しませてもらいました。

スペシャルプログラムとして、このライブのために谷川俊太郎さんの作詞、小室等さんの作曲による新作「ほほえむちから」も披露されました。

最後は出演者全員で「ほほえむちから」を合唱。

「いまここにいきる わたしはいのちのねっこで むすばれている」
「もどかしいからだ とぎれることば でもいるだけで かがやくいのち」

など糸賀先生の思想を曲に込めていただきました。

障害の有無や年齢に関係なく、みんな自己を「表現したい」「ほほえみたい」という当たり前のことに改めて気づかされた感動的なフィナーレでした。

夜は草津市内のホテルに移動し「糸賀一雄生誕100年記念レセプション」に出席。糸賀先生の生誕の地である鳥取県の平井知事もお越しくださるなど、県内外の多くの方と交流を深めることができました。

明日は大江健三郎さんの講演を 栗東さきら で開催します。

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