近江米新品種「みずかがみ」が『特A』評価を受けました!
(公式知事コメント)
このたび、近江米の新品種「みずかがみ」が、日本穀物検定協会の食味ランキングで「特A」に評価されました。滋賀県知事として、また、近江米振興協会の会長として、大変うれしく、誇りに思っております。
滋賀県の品種としては、はじめての快挙です。
デビュー初年目に「特A」に評価されたことで、「みずかがみ」が、優れた食味をもつ素晴らしい品種であることが証明されたものと考えております。
「みずかがみ」は、本県の農業技術振興センターにおいて約30万株の稲の中から選抜に選抜を重ね、約10年の歳月をかけて育成したものです。
適切な管理のもと、見た目が美しく味が良いという「みずかがみ」の素質を十分に引き出していただいた農家の皆さんや、技術指導いただいた関係団体の皆さんにあらためて感謝申し上げます。
「みずかがみ」は「ほどよい粘りとまろやかな甘み」があり「冷めてもおいしい」のが特徴で、お弁当などに最適です。
さらには、すべて環境こだわり栽培で生産いただいており、安全安心で琵琶湖にやさしいお米でもあります。是非、多くの皆さんに味わっていただければと思います。
「みずかがみ」の栽培はまだ始まったばかりですが、今後は生産量を増やし、県外にも販売を広げていく予定です。その個性的で存在感のある琵琶湖ブルーのパッケージとともに、近江米を代表する品種に育っていくことを期待しています。
今回の評価を一つの契機として、近江米全体のブランド力の一層の向上に努めてまいります。
平成26年2月13日
近江米振興協会会長
滋賀県知事 嘉田 由紀子