近江八幡市 元水茎・水茎地区と新巻地区での2つの流域治水説明会を開催。地元の皆さんの切実な声に耳を傾けさせていただきました。
1月19日(日)。朝、3歳の孫。「おばぁちゃん、ゆきがいっぱい、ゆき、ゆき!!」と大さわぎの孫たち。後ろ髪をひかれる思いで、時間に追われ、別れて、公務です。
朝から昼すぎまで県庁にて来年度当初予算の知事査定。来年度の重要事業についての知事査定なので、まさに総合的に討議を行い、県民目線での判断を行い、関係部局に指示をだしました。
午後から晩にかけては、近江八幡市 元水茎・水茎地区と新巻地区での2つの流域治水説明会に出席。昨日の近江八幡市 下豊浦地区での説明会と同様、12月8日の前回いただきましたご意見について、まっすぐにお答えできる場をもうけさせていただきました。
元水茎・水茎地区での説明会では、「干拓地という特性を踏まえた支援制度の充実」「日野川改修の促進」などの意見について、新巻地区では「日野川竹木伐採の実施」「日野川に流入する水路の樋門自動化」「避難場所の設置」などの意見について、地元の皆さんの意見を伺いながら、県の考え方を丁寧に説明させてもらいました。
意見交換では、たくさんのご意見を頂戴し、改めてみなさまの地域への強い思いを感じました。
私からは、事前に予測がつき備えができる災害から命を守るためには、「土地利用」「建物規制」などの「とどめる」施策とともに、避難体制などの「そなえる」仕組みをつくり、そして、いかなる天災があっても命を守る仕組みをつくる、そのために流域治水政策を提案させていただいているとお伝えしました。
次世代を担う子どもたちに水の恵みと同時に水の怖さを伝えることで、美しく伝統ある地域で安全・安心に暮らしてほしいと願っております。
雪模様の足元の悪い中、しかも日曜日にお集まりいただきました皆さまに感謝申し上げます。