Facebook 2015年6月14日

6月12日(金)、六人目の孫が生まれました!元気な男の子!名前は「?平」

13日に大津市内の病院で面会。誰に似ているのか目鼻立ちもしっかり際立っていて(?)、羊水の中で10ケ月近く生きてきたその子が、今こうして目の前で空気呼吸をして、「おぎゃ、おぎゃ」と迫力ある赤ちゃん泣き!。

お母さん、三人目という人生の大仕事、本当にほんとうにおつかれさま!仕事をしながらの子産み、子育てを決心してくれて本当にありがとう!

目をあけてしっかりと黒目で周囲に視線をそそごうとして、口で息をして、唇はおっぱいにすいつく。その上、大きな音がすると、ビクッツと体を震わせて反応する。耳も聞こえているのだ!

生物としての人間存在の大きなトランジッションを首尾よく移行してきたすっごい!とお母さんと赤ちゃん、両方を思いっきりほめてあげたい。母親の子宮から外界へという移行を、これまで人類としてどれほどの身体的適応を生みだしてきたのか、と思うと、感動の対面でした。

「個体発生は系統発生をくりかえす」という古典的なテーゼの是非があることを意識しながら、人間が人間として母親の身体の中で育ちながら、外界に生まれ出ることの崇高さを、改めて深く感じいりました。

自分が最初の子どもを産むとき、40年前は、予定日が1ケ月遅れ「過熟児」といわれ、4.2キロの巨大児でした。想像を絶する痛みと苦しみにもだえながら必死で「少しでもこの苦痛から解放されたい!」「無事に生まれて!」とひたすら崇高な力に祈りながらの出産でした。36年前の次男の時は逆にあまり痛みもなくスムーズな出産でした。

長男に最初の孫ができた17年前は、私自身結核療養の入院中で孫を抱くのもマスクをしながらこわごわと、菌を移さないようにという対面で「まご!」と言う世代をこえた存在に感動しました。

あらためて孫6人目となり、人間誕生の意味の深さに感動をして、いっぱいの「なぜ?」が今、生まれはじめています。

最近の古生物学の研究から、人類進化の中で母乳は哺乳類の血液が、赤ちゃんが育つために重要なたんぱく質を集約して母乳になった、という新たな知見も公表されました。

「人間ってすっごい」「命って不思議!」と改めて深く感じいっています。

 

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