Facebook 2015年6月21日

「未来政治塾」統一地方選「お疲れさん慰労会」開催。近畿圏を中心に県議会議員や市町議会議員に26名が立候補して16名が当選。そのうち9名が女性です(微笑)。6月20日(土)、琵琶湖辺で。

「遠い政治を近くに」というねらいで、3.11で大きく変革を求められた日本社会での若者、女性の政治参画をすすめようと、2012年4月、滋賀県知事時代に仲間と立ち上げた「未来政治塾」。

初年度860名を超える応募者がありました。そのうち女性が4割、40歳以下が5割でした。直接座学に加えてオンライン受講も可能にしました。子育て中の女性が参加しやすいように「無料託児」も準備。

田原総一郎さん、古賀茂明さん、藻谷浩介さんなどの専門分野の講師に加えて、鈴木三重県知事、熊谷千葉市長、倉田箕面市長など首長さんから政治家への志なども直接うかがってまる3年。のべ50名を超える講師陣にご参加いただきました。この内容の一部は「学芸出版社」から二冊の書物にもまとめました。

あわせて「選挙対策講座」などの実務的なノウハウも学んでいただきました。

社会政治情勢や選挙への構えなどを学んでもらった以上に、所期には全く期待してなかったことが起こりました。それは「未来政治塾仲間」が太く強く育ったことです。毎回の講義の後に個別で勉強会や現場訪問をしたり、そして何よりも「地盤」「鞄」「看板」のない仲間が選挙に出る時の応援団をつくってくれました。

6月20日は選挙経験の報告会をかねて40名近くの仲間が寄って「顔を知ってもらうには地道な朝立ちがやっぱり有効」「ポスター貼りなどの手間がかかるところで未来塾の仲間の助けが大きかった」「知事選、県議選以上に市議会議員選挙など、身近な選挙のほうが地盤のない新人は当選しにくい」「女性の当選者が多くでたのは未来政治塾ならでは」など、いろいろな現場に根差した切実なホンネトークで盛り上がりました。

今後も琵琶湖辺でのフィールドワークや福島訪問など、「ポスト未来塾」の活動を続けていこう、という方向もでました。さっそくこの秋の市議選に立候補する予定の3人の仲間からの抱負も聞いて、仲間としての応援を約束しました。

静かに、しかし着実に地方からの政治参画広げていき
ましょう!

 

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