Facebook 2014年10月28日

10月26日、愛知県等が主催の「サステイナブルな海・川・人のつながり」シンポで講演とディスカッション。滋賀県の流域治水条例について説明。

狙いは大村愛知県知事が今抱えている、「長良川河口堰問題」「設楽ダム問題」「三河湾再生計画」について、行政や研究者の立場からアドバイスをさせてもらうことです。

最初に問題提起をした大村知事は長良川河口堰の開門調査の可能性や、設楽ダムの長期的視野での見直しなど示唆していました。

ジャーナリストの保屋野さんのヨーロッパでの「氾濫原管理」による生態系再生を含めた川再生の動きも紹介いただきました。

滋賀県での流域治水はヨーロッパでの動きに呼応、部分的に先取りしていることもわかりました。ここは詳しく説明・解説させてもらいました。

京大の今本名誉教授の「長良川河口堰は不要だった」という主張は科学的に明解であり、鈴木名城大学教授の、三河湾のアサリ再生の科学は、琵琶湖のセタシジミ再生に重要なヒントを頂きました。

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