Facebook 2015年7月17日

「チームしが」の若い仲間、根木山恒平さんが紹介くださった詩は、
守山在住の藤井朋子さん作です。タイトルは「殺さず、殺されず」
です。

「くらしとせいじカフェ」からの発信です。

私が早とちりして、根木山さん作のように発信してしまいました。
修正しておわびいたします。

藤井さんからも許可いただいております。
シェア―して、ひろげていきましょう!

ーーーー「殺さず、殺されず」ーーーーー

殺さず殺されずって けっこうむずかしいんだ
”敵”と呼ばれる国々と
向き合う勇気と 対話する知恵がいる
殺さず殺されずって けっこう大変なんだ
異なる文化や考え方
歴史も学ばないとできない
殺さず殺されずって けっこう辛抱がいる
時間はかかるし
思うようにはいかない
でも 曲がりなりにも これを続けて70年
殺さず殺されずに 築いてきたものがある
殺さず殺されずに 得てきたものがある
殺さず殺されずって けっこうかっこいいんだ
「今日はどんな一日だった?」と
語らう夜の平穏も 小さな寝息も守るんだから
殺さず殺されずって すごく優しいんだ
私の平穏だけじゃなくて
海の向こうのあなたの平穏も守るんだから
殺さず殺されずって けっこう誇らしいんだ
「戦争しない国なんでしょ」って
いろんな国の人が 笑顔で手を差し出してくれる
殺さず殺されずとは
幾多の屍の上に
無数の悲しみと怒りと自責の上に
私たちが手にした思想であり
まだ完成を見ぬ夢であり
つなぐ命を守る術なんだ
殺さず殺されず殺させず
こどもたちに手渡したいもの
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