Facebook 2016年2月15日

びわスポ大 5泊6日の雪上実習始まりました! 新潟県妙高市 赤倉温泉スキー場に345人の学生と60名をこえる指導者グループが集合、全国各地から応援いただいての全員必修科目です。2月15日。

初日の15日、私はカメラを持って実習場面撮影。まる1日、これまでスキーをしたことがない初心者グループに同行。まず靴を履き、スキー板をつけるところからの丁寧な指導。台湾からの留学生二人も参加。外は吹雪、大雪の中でのまずは横歩きから、重心のかけ方・ころび方など、自己流スキーをしていた私も、逆に今から理屈がわかる。

緩やかな斜面をすべりながら、プルーフ・ファーレンの止まり方を身につけていく。スポーツの基礎力があるからか、皆、呑み込みが早い。2時間もすると、危なげなく林間コースを下り、リフト利用で、上り下りができて、1日目をおわる。昨年の合宿時は晴れ渡って見事なパノラマ風景でしたが、今日はまる1日、吹雪の中。

このあと学生たちは19日までまる1週間の実習になります。初心者でも最後には、上級コース19番のラーメン屋まででかけられほど上達するという。

滑った後の温泉は格別。江戸時代から赤倉温泉は湯治場として人気だったということですが、明治にはいって岡倉天心や尾崎紅葉などの文人墨客に愛され、最近は「温泉ソムリエ」発祥の地ともいわれる。

食事場面はどこも幸せ一杯!!夜もミーティングで、それぞれの感想を述べ合いながら、目標を話し合い、夜遅くまでの学び合いの場となっています。

びわスポ大では、入学直後、4月上旬の琵琶湖畔での3泊4日の「フレッシュマンキャンプ」に始まり、1年生最後のこの「雪上実習」、そして2年生夏の琵琶湖畔での「水辺実習」。各地のスポーツ系大学でも実習はあるが、基本的に選択制という。3つの野外実習をすべて必修化しているのは、びわこ成蹊スポーツ大学だけという。

先週の企業や団体の人事関係者が集まってくださった「就職懇談会」でも、野外三大実習のカリキュラムは「体力・気力・持久力」そして「チーム力」を育てるためにも有効ではないか、と高い評価をいただきました。

それだけ教員の負担も大きくなりますが、見事な協力・連携に頭が下がります。また全国各地から20名をこえる専門指導者のご支援をいただいております。ご協力の皆さま、ありがとうございます!

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