1月20日、高市総理が解散を決意。あさって23日に衆議院が解散される予定です。総理の専権事項といわれる憲法七条解釈が問題になります。私自身は、議員内閣制だからと言って日本のように頻繁に解散すると、国会議員が腰を据えて政策の専門性を高める能力を磨く機会を奪ってしまうと懸念しています。いつでも選挙!はきついです。七条解散の解釈も最高裁判所で憲法解釈したわけではないという研究者もおります。日本の議員内閣制度のモデルとなったイギリスでは、総理の解散権を制限しています。参議院は解散がなく専門性を追求できますが,国家運営としては議論が必要でしょう。
お正月気分も抜ける中で、 下記の三つの会合で挨拶、交流をさせていただきました。
1月18日 「滋賀県ふる里県人会新年会」では恒例の江州音頭は楽しかったです。挨拶では,豊臣兄弟の大河ドラマにちなんで、近江は太閤検地という日本の行政、年貢制度、つまり税制の基礎構造をつくってきた場所であり、まずはその歴史を知って、自信を持って発信してほしいと伝えました。


1月19日 「東近江市商工会議所年賀会」。ここでの挨拶では、東近江市は永源寺から能登川まで、まさに鈴鹿の山に降った一滴の雨水が琵琶湖に注ぐ、その水の流れに沿った市域で合併後の市政運営に苦労しているときいている。しかし今から1500年前に日本が律令国家として動き出した基本は水田づくりの流域利水システムです。それにより国家形成をしてきたその原点に戻った市域であり、その証拠に日本の行政領域は流域原理でできている。滋賀県では、愛知川にそって、南側が神崎郡、北側が愛知郡。野洲川沿いは野洲郡、日野川沿いは蒲生郡、犬上川沿いは犬上郡です。今の流域治水政策につながる地域単位です。

1月20日には「滋賀県環境保全協会」の年賀会。環境省の地域資源循環企画官の金子浩明さんから、国政での資源循環政策,特に行政や市民によるプラスチックリサイクルや、企業によるサーキュラーエコノミーの活動紹介をしていただきました。日本でのペットボトルリサイクルは国際的にも高く評価されている、ということでした。私は50年前からマイボトル主義でペットボトルそのものを減らそうと行動していきたがなかなか広がらない、という悩みを吐露させていただきました。
1月20日、夜には「滋賀県宅地建物取引業協会」の年賀会参加。挨拶ではようやく国も今年防災庁設置を決めた。もう15年前に滋賀県から水害ハザードマップを公表し始めたとき、泉会長さんが主導して、宅地建物協会としてハザードマップを受け入れてくれた。「地価が下がる」と批判する市長さんや県議会議員さんを説得できたのも泉さんたちのサポートがあったからです。その動きから流域治水条が生まれ、予防的な防災、減災のみちすじができて、国政まで展開してきた、そのお礼を申し上げました。

