12月2日(火)、明日3日は平成6年度決算審議で、久しぶりの本会議登壇です。TV入りでNHKの放映もあります。予算、決算は国会議員としては大変大事な議論です。特に決算は参議院先議であり、衆議院に先かけて本会議での議論がはじまります。ここ2週間ほど原稿づくりでテーマ決めから、文章づくり、関係者への調整で力をいれてきました。今回のテーマは私自身の政治家としての原点である「政策効率化」で、「税金の無駄遣いもったいない」のテーマと「子どもを産み育てないのはもったいない」の二つのテーマで展開しました。最後に科学研究費など研究基盤の充実もいれました。質問時間は10分しかないので、2800文字までに絞りました。
「政策効率化」は日本維新の会と自民党との連立合意政策のひとつの柱であり、基本的な方針は、EBPM(Evidence Based Policy Making)という科学的根拠に基づき、先手を打って能動的に行動するプロアクティブな方針が重要ではないか、とまず高市早苗総理に呼びかけます。そして具体的には、11月25日から始まった「租税特別措置・補助金見直し担当室」主幹大臣で、財務大臣の片山さつき大臣に、公共事業、特に昔計画されたダムの「費用便益効果」が1.0以下の計画を見直す意思がないかとうか質問します。
具体的には、九州熊本県の川辺川ダム、長崎県の石木ダム、愛媛県の山鳥坂ダム、愛知県の設楽ダムの名前をださせていただきますが、主要には川辺川ダムと石木ダムをとりあげさせていただきます。
また子育て関係では、男女「共稼ぎ・共育て」が出生率を高めるという先進国の動きにそって、日本が出遅れている父親の育児参画を促すために「育児介護休業法」を「育児介護参画法」と名前をかえて価値観を変えましょう、と高市総理と上野厚労大臣に呼びかけます。岸田総理、石破総理、両方の総理に採用されませんでしたが、今回は期待できるかどうか・・・また父母が協力して子育てできるような家族基盤づくりとして離婚後の共同親権も位置づけてるよう、平口法務大臣に提案します。
TV放映がみられなくても、参議院の中継もあります。ごらんいただき、ご意見をいただけたら幸いです。
