Facebook 2025年10月11日 大津祭りの宵宮を息子と孫とで訪問,10日午後には、京都市東山図書館で開催された市民講座、「ふなずしと京都」を聴講

10月11日、大津祭りの宵宮を息子と孫とで訪問,まず天孫神社でお参りして、孫が欲しがっていたポテトと唐揚げを露天で購入。その後、西行桜狸山、龍門鯉山、など訪問。途中、祭本部や救護所に立ち寄り、感謝申し上げました。また成安造形大学が担当しているちま吉センターを訪問、加藤先生などにお礼申し上げました。宵宮歩きは何年ぶりかで出会う昔の友人に何人も出会えて嬉しいです。孫は保育園時代の友だちにたくさん出会って喜んでいました。明日は朝9時に13基の曳山が天孫神社に集まり、巡行が始まります.明日午後5時頃まで街中巡行があります。マップを添付しますので、祭り好きの方、またお時間がとれる方はぜひとも大津へお出かけください。10月11日。
また10日午後には、京都市東山図書館で開催された市民講座、「ふなずしと京都」を聴講に行きました。というのも今年3月まで琵琶湖博物館で、総括学芸員として、環境史の担当をしていた橋本道範さんの、京都華頂大学の新設の日本文化学部教授に就任して、初めての市民向け講演会だったからです。
橋本さんは1990年代の琵琶湖博物館準備室時代から、博物館の開館に向けての企画や初期の運営に苦楽を共にした仲間です。今日の一般向き講演は、過去1000年以上かけて,いかにふなずしが文化として「洗練化」されてきたか、琵琶湖生まれのふなずしが、お隣の京都の皇室や貴族の食文化と繋がりどのように洗練されてきたか,古文書を解読できる橋本さんならではの人生をかけて研究してきた成果を,市民向きに噛み砕いて解説くださいました。
文化的研究にノーベル賞があるなら、まさに橋本さんの研究は、元々の古文書読みが、琵琶湖博物館で、地域住民の方たちと一緒に地域の生活実態にねざすフィールドワークを重ねて、同時に文字記録に残された歴史の解読発見をしてきた文化のノーベル賞とも言える成果です。若い学生さんに,これから橋本さんの、食文化の奥深さを伝え,ふなずしになじみを持つ若い人が増えていくことを期待したいです。
先頭に戻る