「嘉田由紀子びわ湖便り9月26日」、琵琶湖岸もようやく秋めいてきて、湖岸の彼岸花も芽をだし、花を開きはじめました。比叡山を遠景に、浜辺の彼岸花は崇高な感じがただよっています。ただ琵琶湖水位はマイナス48センチとかなり下がっています。琵琶湖水温は27度。このまま雨が降らず水温も高く、琵琶湖の水位が低いと、アユの産卵が進むかどうかとっても心配です。川の水量も多くて水温が20度くらいまでさがり、琵琶湖の水位も高いと、アユの産卵には最適です。9月26日。




今年のアユの漁獲高は例年の1割弱、と大変な不漁でした。このままだとまた来年も不漁になってしまうかもしれません。台風は被害がでると心配ですが、今の琵琶湖にとっては台風くらいの大雨が恵みの雨を運び、水温も低くしてほしいです。それに台風による大風は、琵琶湖の上下の水循環を促してくれるので、湖底の低酸素状態も改善してくれます。
浜の草原にはカワラハハコグサが咲き始めました。夏の名残のカワラナデシコがようやく一花、名残のハギに加えて、庭ではオニグルミが実をつけています。秋は確実にすすんでいます。





滋賀県では国スポ・障スポの開会式が明後日、日曜日に開催されます。天皇・皇后両陛下を迎えての準備に、担当者は準備に余念がないでしょう。滋賀県では44年ぶりの国体です。全国からの選手や応援者に喜んでもらえる国スポ・障スポをつくっていきましょう。