Facebook 2025年8月1日 参議院議員二期目の初登庁

8月1日(金)、参議院議員二期目の初登庁日。第218回国会(臨時会)。後援会長の小松明美さんが滋賀県から東京まできてくれて、国会議事堂前で記念撮影。お隣の京都府から当選した新美彰平さん、滋賀県選出の宮本和宏さん、全国比例区選出の石平さん、石井めぐみさんたちと記念撮影。初日は、議長、副議長選出選挙もあり、議長には関口昌一さんが再選、副議長には福山哲郎さんが初めて選出されました。また各種委員会の帰属もきまり、私は予算委員会、法務委員会、災害対策特別委員会に配属されました。午後には参議院の議場で天皇陛下が宣言された「開会式」があり、短時間の「本会議」で初日の会議をおわりました。8月1日。(また長いです。1500文字)。
今国会の会期は8月5日までで5日には予算委員会があります。米国と結んだ関税問題などの議論が5日の予算委員会のメインテーマです。「日本維新の会」からは金子道仁さんが討論にたつ予定です。今回のトランプ関税をめぐる合意には、合意書面がかわされておらず、書面のない国際合意は前例がなく問題が多い、と前原誠司共同代表も朝の参議院全体会で指摘していました。このあたりが予算委員会での議論になると思います。
夕方には、小松さんたちと、日本橋の「ここ滋賀」を訪問。滋賀県関連グッズがここまで広がっていることに小松さんも驚き、感激していました。「ここ滋賀」は私の知事任期最後に、東京事務所に大変やる気のある職員さんを派遣して、2年ほどかけて日本橋の中心部という理想的な場所決めをして、難しい交渉をまとめてくれました。それまでの東京でのアンテナショップは交通会館の二階の奥まったところにひっそりとあるだけで、出品物も限られ、他府県のショップと比べて大変見劣りがしていました。
「ここ滋賀」では、アンテナショップでのモノの販売だけでなく「買う・食べる・訪れる・住む」といった様々な場面で滋賀が選 ばれるよう、滋賀の魅力の発信を行い、滋賀への誘引を行う拠点という役割が込められています。「ここ滋賀」では、情報発信拠点として、滋賀の豊かな自然や歴史文化、その豊かな環境で育まれた食やモノなど、“いいものがある”ということを発信し、県外の人々がその魅力に触れ、体感できる機会を増やしていくことを目的としています。今日は東京事務所メンバーと、近江牛のご馳走をいただきました。ありがとうございました。
思いおこしてみると、滋賀県での農産物を加工して地域商品化するプロジェクトが「おいしが・うれしが」で2008年からはじめました。「食べた人がおいしい、提供した人がうれしい、と思う食を介したコミュニケーション」。滋賀の良いものを発見・発信する「ここクール」も毎年10件づつ、応募・発掘・発信、という滋賀県商品や観光名所のブランド化をすすめてきました。こうして次第に滋賀県の農水産物の加工・ブランド化が進み、滋賀県の歴史・文化・風景などの価値も発見・発信されてきました。「ここ滋賀」の作品群がここまでひろがり、うれしい限りです。新作として、「古代湖コーヒー」としてアフリカマラウイのコーヒーも出店されていました。マラウイ経験のある滋賀県庁職員のFさんがオリジナルでつくったものです。
今日の国会登庁のスーツは、6年前の2019年の初登庁の時と同じスーツです。事務所メンバーは「もったいないの嘉田さんらしい、6年前と同じスーツ!」と言う。実はこのスーツはその2年前、2017年に家族が購入してくれたものです。物持ちの良さは、もったいない精神そのものです(微笑)。
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