3月19日、待ちに待った東京日本橋高島屋での「大近江展」がはじまりました!!今年で36回目。朝一番に主催者や来賓が一同に会して挨拶会。主催のびわこビジターズビューローの川戸良治代表や東京滋賀県人会の塚本弘会長さんなどが挨拶。国会議員も本人参加が多かったです。出店47社のうち4社は今年はじめてです。長浜からサラダパンのつるやさんや湖のスコーレさんなど、新規参入でもりあげてくれました。商工会議所の「滋賀びわ湖女将の会」の皆さまも和服姿で参加下さいました。3月19日。(1400文字、長いです、スミマセン)。





来賓挨拶で、私は、滋賀県政の古老(?)よろしく、近江商人が江戸時代に活躍したこの由緒ある日本橋高島屋で大近江展がはじまった1980年代末のことを少し紹介。琵琶湖条例や世界湖沼会議、琵琶湖研究所などで実績をつくった武村正義知事から稲葉稔知事にかわり、「淡海文化の発信」企画として、滋賀県立大学、琵琶湖博物館、びわこホールの三代事業がはじまり、滋賀の発信力が高まりはじめた時でした。それ以来36回続き、今年は47店の出店です。伝統的なフナずしや和菓子等のお店にくわえて、新規の滋賀ブランドがひろがり、大変うれしく思いますと挨拶させていただきました。



今回の出店の中で最も古い店の一つが高島市海津のフナずしの「魚治」さんでしょう。江戸時代中期(1784年)から続いてきた7代目当主の謙祐さんは、代々の当主名を最近襲名して、左嵜治右衛門謙祐さんと名乗られるようになりました。私自身、1980年代初頭から高島市旧マキノ町での集落調査や町づくりにかかわってきて、謙祐さんのお父さんの6代目治右衛門さんからいろいろ教えをいただき、こうして着実に7代目が育っていること、何よりもうれしいです。「奥びわこ海津湖里庵」として今や「予約がとれない」人気です!今日はお昼の寿司弁当をゲット!!


琵琶湖真珠の神保さんとお嬢さまの杉山さんに、最近の琵琶湖真珠の人気が高まっていること、聴きました。「365日の琵琶湖真珠」ファンの私としては何よりもうれしい動きです。老舗の叶匠寿庵さんは、伝統の「あも」のアンにバターを重ねてフランスパンに包みました!針江のんきいファームの石津大輔さんは針江の大地の力をいただいた米製品で出店。常連です。新規の近江八景・大津絵デザインの「炭酸デザイン室」のトートバッグは、比良暮雪や堅田の落雁をデザインして、一目ぼれ!!これからの国会会議での通いバッグになりそうです!サンライズ出版さんの新規出版物もいつもながら感動でした。岩根順子社長さんのご尽力に感謝です。
大近江展は、3月25日(月)まで、日本橋高島屋で開催です。お彼岸のお出かけで、お立ち寄りください。「ここ滋賀」も高島屋から歩いて数分です。日本橋に、こんなにたくさん近江ものが集まって、夢のようです。


2006年、滋賀県知事に就任した時、滋賀県のアンテナショップは有楽町交通会館の二階の隅っこ!!ひこにゃんのぬいぐるみと地酒がすこし、それ以外商品がなかった!!どうにかしなければ、と「おいしが・うれしが」や「ここクール」で商品開発をし、その販売先が東京日本橋にまでひろがりました。歴史豊かな近江ならではの、昨年の大河ドラマ「光る君へ」では石山寺界隈が大変にぎやかになりました。来年は「豊臣兄弟」で、近江八幡市や長浜市が舞台のひとつになります。楽しみです。