Facebook 2025年2月17日 衆議院での「日本維新の会」前原誠司共同代表と石破総理のやり取り

2月17日(月)、衆議院での「日本維新の会」前原誠司共同代表と石破総理のやり取り、先がみえる「恒久財源を確保」という石破総理の、実現性を埋め込んだ見事な答弁でした。前原共同代表、石破総理、ご苦労さまでした。与党が過半数割れの中「熟議の国会」で与野党が国民のために協力する。令和8年にむけての課題もまだまだ残しておりますが、エッセンスだけメモを取らせていただきました。LIVE映像は動画としてシェアさせていただきます。歴史的にみても大変重要な答弁であったと確信します。2月17日。(1400文字)
① 高校教育の無償化にむけて、所得制限の撤廃も含めて、11万8800円の基準額は、令和7年から実現。公立高校は無償化の実行可能。私立の加算額は検討中。協議がととのえば、恒久財源の確保にも取り組むと総理は答弁。
② 私立加算は39万6000円以上で、今年6月の「骨太方針2025」に記述して令和8年に実現したい、恒久財源も確保と石破総理の答弁。前原代表は、大阪府の先行額63万円を提示。年間予算6000憶円。総理は三党協議の中で、私立の平均的授業料、45万7000円までの可能性示唆。
③ 0~2歳の保育料無償化。前原代表は令和8年から主張。石破総理は、保育料がたかくて預けたてもあずけられない子ども保育料の負担軽減、安定的な恒久財源の確保をしたいと答弁。
④ 学校給食の無償化、物価対応地方支援金の活用 政党間での協議が整えば、地産地消もふくめて、まずは小学校からはじめ、令和8年度以降、できるだけ早期の無償化を実現したい。中学校も検討、可能なかぎりすみやかに行いたいと総理答弁。
⑤ 高等教育(大学等)の無償化 大学生が先週、院内集会開催、切実で多様な意見を、前原さんは受け止めた。学費値上げ反対、授業料無償化、給付型奨学金拡大、一人目からの大学教育の無償化を求める。石破総理は、関連法案の早期成立をさせたい。政党間協議がととのえば、さらなる論点整理をして、安定した恒久財源の確保。学力等一定の基準、大学の質の確保も重要と答弁。
⑥ 総理の答弁の実行性、どのように担保するのか。三党合意文書・党首署名でも単なる紙切れで終わってしまう(笑)。総理は、今年の6月の「骨太方針2025」に書き込む、閣議決定し、「プログラム法」についても、今後三党間で協議をすすめたい。
⑦ 社会保険料改革について、働き控えの年収の壁「106万円の壁」事業主に支援の現行措置がある。労働者の収入を増やす雇用者を支援する「労働保険特別会計」を時限的措置と総理答弁。前原さんの懸念は、対象とする人口は65万人いる。政府は31万人しか想定していない。
最後に前原さんから苦言、第三号被保険制度、将来的にフェイドアウトすべしと指摘。総理は、将来的には視野にいれるが、必要としている人たちへの対応必要。保険料払わずに保険支払いが受けられる人700万人以上いる。働いて保険料はらっている人から不満がある。共働きが普通になっている今、第三号被保険の廃止を検討してほしいと前原代表は指摘。
⑧ 社会保険料をさげるべし。OTC医薬適応除外、医療DXなど国民負担軽減すべし。三党協議体をつくると総理答弁。OTC医薬への医療アクセス、保険給付のあり方、見直す、能力に応じた負担の実現。社会保障改革、実現のための与野党協議も進めたい。令和8年度から実現したい。
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