1月15日、「滋賀県社会保険労務士会」「滋賀県社会保険労務士政治連盟」合同の新年賀詞交換・会員交流会に参加。ご挨拶をさせていただきました。今日は3分ほど時間をいただいたので、労働現場でのご支援にお礼をもうしあげ、労働力不足の原因である少子化の中での子育て支援「母の壁」「父の壁」をどう突き破るか、というお話をさせていただきました。1月15日。700文字です。
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石破総理に昨年12月16日の予算委員会で提案した「母の壁」「父の壁」をこえて少子化の出口を探すための方策は、女性にとっては「子育てと仕事の両立の支援」、男性にとっても「育児・子育てへの参画」であると解説。男性も子育て支援の中で愛情ホルモンがでて、それが前頭葉を発達させて人間力を養うことができる、というデータが、最近、脳科学者たちが提出しているというエビデンスに基づいての提案です。それゆえ企業経営者は、職員を子育て現場に派遣して人間力養成の場とするという選択肢を選んでほしい、そのためには「育児介護休業法」を「育児介護参画法」と名前をかえて、価値観を変えましょう、と提案しました。
これまでいくつかの会合でこのことを提案してきたのですが、あまり関心は高くなかったのですが、今日の社会保険労務士の幹部の皆さんは、「あっつ、そういう手があったんですね、たしかに名前がかわれば価値観がかわりますね!」と何人もが共感を示してくださいました。「育休中の給与担保など制度はできていてもなかなか利用がひろがらない」ということ。そこで、政治連盟の皆さんの、国への政策提言の中に、このような名称変更の項目を一行いれてください!一行いれるだけで効果があります!とお願いしました。
社会保険労務士の会員は、滋賀県では女性が4割ほどおられるということ。今年の深淵年賀会、20組織ほどいきましたが、最も女性メンバーが多い団体でした。現場からの提案、期待したいです。
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