Facebook 2025年1月11日 朝から「滋賀県建設産業団体連合会加盟団体」の新春賀詞交換会・夕方には「滋賀県建築関係団体合同年賀会」参加しました。

1月10日(金)、日本中が寒波につつまれ、朝からびわ湖北部でも積雪が!皆さんのところでは雪の被害はおきていないでしょうか。どうかお気をつけください。今日も、午前と午後、新年会参加です。昼食をはさんで朝から「滋賀県建設産業団体連合会加盟団体」の新春賀詞交換会、夕方には「滋賀県建築関係団体合同年賀会」でした。午後一番には長浜商工会の年賀会参加の予定でしたが名神高速道路等が雪による通行止めで、参加をあきらめました。10月10日。(1500文字です)。
今日の雪は、日本海側から吹き込む雪雲が東に流れる、そのルートにあたるのが琵琶湖の北部、長浜、米原、彦根ルートで、この地域では10-50センチほどでした。そのような寒波の時には、わが家がある大津市北部地域は1000メートル急の高い比良山がついたてになって意外と雪が少ないのです。今朝も我が家の前の比良浜では1-2センチのうっすら程度の雪でした。それで大津市内での会合には無事参加ができました。
大津市内での「建設産業団体連合会」はまさに、20以上の関連団体の幹部が大集合で、国会議員、県会議員など、政治家も多く300人を超える参加者でした。国会議員のリレートークはこの7月に参議院選挙を控えての政治色満載でしたが、私はまず早朝から雪かきで仕事をしていただいている滋賀県各地の建設業の皆さんに感謝申し上げました。そして現在建設業会が進めていただいている防災・減災対策にも感謝を申し上げ、同時に全国各地での水害溺死者の災害社会学的調査を私自身が行ってきて分かったことですが、「命を守る」つまり死者を減らすには「ハード」「ソフト」「ハート」という三つの多重防護政策が必要と申し上げました。
まず堤防強化や河川掘削などの建設業界の皆さんによるハード事業は重要ですが、それだけでは死者ゼロは達成できません。今、温暖化による災害拡大によりハード事業による「計画規模」(たとえば100年に一回の水害規模というような)までのハード事業を超える「想定外」ともいえる災害が増えているからです。それゆえハードの施設づくりの目的に加えて「命を守る」という目的を設定し、ハザードマップづくりや土地利用配慮などのソフト対策をつくり、そしていざ災害が起きた時に避難の実効性を担保する「ハート」によるご近所住民同士の声掛け・助け合いの相互扶助などの多重防護が有効であることを申しあげました。
また近畿圏での大型公共事業として、今話題となっている北陸新幹線の大阪延伸計画について、「日本維新の会」は、京都市街地の地下に50キロを超える大深度掘削工事が必要となる「小浜・京都ルート」について、建設費や完成年数、環境問題などの条件が今大きく変わったことから見直しが必要と、「米原ルート」を提案していることを申し上げました。
夕方の「滋賀県建築関係団体合同年賀会」での国会議員のリレートークでは、2025年度からは、すべての新築住宅に省エネ基準の「耐熱基準」が義務化されるが、その普及に現場でご苦労いただいていることに感謝申し上げました。そして2011年の東日本大震災後、世界のエネルギー利用効率が最も高かったドイツの現場での政策を調べるため、滋賀県の若い職員といっしょに知事として現地視察をして、当時からドイツでは住宅だけでなく集合住宅も含めて「耐熱基準」による住宅改修が主要な建築政策であったことを学び、滋賀県でもドイツで学んだことをエネルギー政策に取り入れてきたことを紹介しました。
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