11月26日、日本維新の会、代表選挙の4人の立候補者のひとり、私が推薦する、元神奈川県知事で参議院議員の「松沢しげふみ」さんの、地元横浜での立会演説会に参加、応援演説をさせていただきました。神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県、栃木県など、関東各地の市議会、県議会議員などが応援にかけつけてくれました。12月1日の投票日を控え、いよいよ後半にはいります。地方の党員の郵便投票は明日が締め切りになります。11月26日。
雨が降る中、寒い中での応援演説会。私はいつものように、「地方自治と国政をつなぐ」「だれもが総理大臣を選べる、首相公選制」「東京一局集中を緩和し、天皇陛下に関西に移動いただき、文化首都を関西につくるための関西奠都(てんと)」について、日本国のビジョンを考える大事な政策であることを語らせていただきました。
今日、あらためて松沢さんの新政策、日本全国にさきがけて、神奈川県知事の時にすすめた2009年の「受動喫煙防止条例」制定時のご苦労を演説で聞かせていただきました。松沢さんは、アメリカやヨーロッパにもちょくちょくでかけていて、日本の、特に都市部でのタバコゴミの散乱、食堂や公共空間の煙公害に頭を悩ませていたということ。しかし、神奈川県にはタバコ製造工場もあり、従業員もいる。またタバコ販売店や食堂など、多くの団体から反対運動がおきた。ただ一般世論調査では7割が、禁煙を求めている、ということで、全国に先駆けて、神奈川県で条例化した、ということ。今や全国にひろがっています。
松沢さんの「受動喫煙防止条例」のお話をきいて、私自身も、滋賀県知事時代、全国にさきがけて、水害被害のハザードマップを公表して、「流域治水推進条例」を全国ではじめて制定した知事時代を思いおこしました。2010年に全国に先駆けて「地先の安全度マップ」という今でいう滋賀県全域のハザードマップを公表した時に、「地価が下がる」「知事の仕事はダムと堤防で洪水を河川内部にとじこめることだ」と、滋賀県議会や市長会から大変な反発にあいました。でも、予定通りの降雨なら河川に閉じ込められますが、想定外の雨がふったらあふれます。「溢れることを受け止めながら、命を守る氾濫原管理」が流域治水です。
今や流域治水は、国もとりいれて、全国の109の一級河川水系で流域治水政策がすすめられています。
大きな新しい変革は地方自治から。その経験をもったリーダーが国政にも必要です。維新は大阪での地方自治をひとつの原点に、地方と国政をつなぐ国政政党です。