Facebook 2024年10月15日 地域政党「チームしが」勉強会

地域政党「チームしが」勉強会 川崎敦子さん(NPO法人芹川の河童代表)と麻生和宏さん(NPO法人Since代表)のお二人の講演と最後にチームしが代表、中沢啓子県議会議員とのディスカッション、概要をお知らせします。10月14日。
川崎敦子さんは、「つながり続けるー居場所(コミュニティカフェ)の実践から」として、彦根市内で、ひきこもりや生きづらさを感じる若者の居場所づくりのねらいと経過など、立て板に水のごとく語りで展開。「誰にも会いたくないカフェ」の発想は秀逸!そう、会いたくない・・・でも会いたい、そのゆれる思いに寄り添う場所づくりから、集まってきて、話をする中から、「こんなところで人を求めているよ」とイベントの手伝いにでたり・・そこで「ぼくも仕事ができるんだ」と感動したり、そのつながりをどんどんひろげていく川崎さんのエネルギーは見事!
数年前に「みんなの食堂」に中沢さんに案内いただきそれ以来、川崎さんのファンです。みんなの食堂では、だれかがおごってあげる食事券を「恩送り券」と名付け、地域の店から寄付してもらった食材などで、昔の食堂店主など、料理をつくりたい人が好き好きに日替わりメニューでの食堂を経営。思いおこすだけでお腹がすいてくる!場所は花しょうぶ通りの古民家。はいりやすくてしゃべりやすい。日本財団の支援をうけているけれど、これからどうつないでいくか!財政的な支援は政治の役割でもあります。
麻生和宏さんは中学校時代、自分が不登校になった経験から、どうしたらその経験から同じように苦しんでいる子どもたちを支援できるか、滋賀大学の教育学部で学びながら仲間と「NPO法人Since」をつくり、近江八幡市安土町を拠点に活動。不登校のみっつの要因、「心理」「生物」「社会」のそれぞれの要因をつきとめながら、「生物」のところでは山や川など自然の豊かなところで自分がとりもどせる経験などを埋め込む。「社会」のところではシステムとしての学校への抵抗から、ひとりずつが求める学びの場をつくる。
麻生さんの語りもてきぱき、わかりやすい。この言葉をつむぎだすのにご自分でずいぶん苦労をしてきたのだろうな、と共感を引き出してくれる語りです。そして何よりもくるしんでいる子どもたちには「気軽にはなせるおにいちゃん」というそのキャラクターで、「泣いてもいい」「わらってもいい」という心がつながる対話が生まれるようです。琵琶湖でつかまえたビワマスをつかんで大笑いする子ども!ここが原点という!深く共感です!
「チームしが」は2014年に嘉田由紀子が滋賀県知事を引退することを決め、その政策のバトンを渡したいと思った三日月大造さんといっしょに共同代表ではじめた「地域政党」です。10年たちます。この間、つないできてくれた皆さんに感謝です。今、県議会議員、市議会議員、そして市民の皆さんが参加をしていますが、国会での活動の原点はやはり草の根の地元です。皆さんとの勉強会、何よりも、教育や子育てにもっともっと税金をまわさなければ、そのために政治改革を!とコメントさせてもらいました。
最後にこの11月10日におこなわれる滋賀県議会議員米原市選挙区に立候補予定の米原市議会議員現職の中川雅史さんが挨拶をしてくれました。全体司会は田中松太郎さん、そして今江政彦さんからも挨拶いただきました。
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