Facebook 2024年7月3日 岩手県盛岡大学付属高校で「主権者教育のための模擬選挙」

岩手県盛岡大学付属高校で「主権者教育のための模擬選挙(衆議院比例代表を想定)」に、9つの国政政党にお声がかかりました。3年生約200名(女性4割)を前に、「教育無償化を実現する会」を代表して、5分間の政策演説をさせていただき、模擬投票をいただきました。結果は、立憲民主党38.4%、維新22.2%、共産19.2%、教育無償化を実現する会7.6%で4位でした。ついで、れいわ新選組4.5%、公明党3.5%、自民党3.0%、国民民主党1.0%、社民党0.5%となり、馴染みがあるはずの自民党は演説での迫力がなかったせいか、投票率は低かったです。盛岡大学は地元の私立大学で、付属高校での社会人教育に力をいれており、準備が大変だったと思いますけど、大事な実践教育に、及川浩純校長先生はじめ、担当の八重樫先生たちに感謝です。お世話になりました。7月2日。(1400文字です)。
大学2年の春に「奥の細道サイクリング」ひとり旅で、仙台、三陸海岸から久慈、盛岡、そして仙台へサイクリングで一周した冒険の旅以来、50年ぶりの盛岡でした。今回の演説者ですが、立憲民主党は岩手県選出の参議院議員、横澤高徳さんで、地元出身、車イスでパラリンピックに挑戦しその後国会議員になったという存在は大変インパクトがあったと思います。話の内容も若い人の自殺率が高いところで、子ども若者政策を教育費支援や給食無償化という政策を進めたいと訴えておられました。維新が二位というのは埼玉県から沢田良さんが、維新は改革政党、大阪から始まった地域政党で、コロナの時の吉村大阪府知事の存在が象徴で、地方から元気をつくりだす、という主張が投票を集めたと思います。
共産党さんが三位というのは、「102年目の日本最古の政党」で、物価高で苦しむ皆さんへの消費税の減税、最低賃金を1500円に上げて、暮らしをよくする、という政策を地元の若い事務局女性が訴えていたことがわかりやすく、高い投票につながったようです。私が演説をした「教育無償化を実現する会」は4位にすべりこみました。生徒さんは初めて聞く政党名だったと思います。昨年12月に発足したたった5名の最新の政党だけど、「教育無償化」が、日本の過去30年の停滞、賃金あがらず暮らしが楽にならず、若い人たちの間に格差が開き、そして少子化を招いている原因であることを突き止めて、この名前で政党をつくった、ということを訴えました。
代表は民主党政権時の外務大臣、国土交通大臣経験の前原誠司、副代表の嘉田は、滋賀県知事を2期8年つとめ、子育て政策や環境政策に新機軸をひらいてきたと訴えました。少子化の背景も、女性を家庭に閉じ込める専業主婦政策が出生率をさげている、ということも海外との比較グラフで示し、いわば構造問題を訴えたのですが、高校生には少し難しかったようです。二位か三位にはいりたかった、と反省です(微笑)。
でも、一戸柚さんという女子生徒が特に親しく質問をしてくれました。自分は人とのコミュニケーションが好きなので、東京の大学で学びたい、という。私からは教育無償化はすぐには無理なので、まずは「返済しなくていい奨学金を申請したら」と、そして人とのコミュニケーションが好きだったら、政治家むきですよ、とアドバイスさせてもらいました。記念写真を写して「FBにアップしていい?」と聴いたら、どうぞ、ということでした。一戸さんとの記念写真、また横澤さん、沢田さんとの記念写真、アップさせてもらいます。

国会議員模擬投票、第1党は立民 岩手の盛岡大付属高、自民7位(共同通信) – Yahoo!ニュース

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