Facebook 2024年5月21日 参議院国土交通委員会で、午前11時15分から25分間で、「都市緑地法等の一部を改正する法律案」について国土交通大臣等に質問します。

もうすでに今日ですが、5月21日、参議院国土交通委員会で、午前11時15分から25分間で、「都市緑地法等の一部を改正する法律案」について国土交通大臣等に質問します。法律の狙いは、日本の都市の緑地充実度が国際的に低いところを改善するべく、「気候変動対応」「生物多様性確保」「幸福度の向上」の3点を目的に、地方公共団体や民間でのノウハウを高めることです。ここにはグリーンインフラの確保も含まれています。5月21日。
そこで、具体的な例として、今、東京都杉並区の善福寺川周辺で東京都が計画している「善福寺川上流調整池」について、過去の地域住民が苦労して生み出してきた良好な河川緑地を壊して、巨大な立杭と管理施設のある5キロメートルを超える地下河川(地下ダム)をつくる計画を取り上げます。この計画は、コンクリート河川の中に洪水を閉じこめる事だけを目的とした、明治河川法以来の旧態依然たる河川計画思想に根差しています。
その計画を、「本来の流域治水政策」を目的に、生き物が賑やかで、子どもたちも楽しめる緑地を維持しながら、洪水対策をすすめたい、という善福寺川周辺の住民のみなさまからの相談をもとに、東京都や国土交通省に、現在のハード重視の計画を見直してもらえないか、という提案付きの質問です。住民の方たちからの提案を踏まえて、行政でできること、住民だからできること、その両方を提案したいと思います。委員会には地元の皆さんが傍聴に来てくださいます。
この法案に関しての質問が決まったのが5月17日の午前中、そこでその午後、善福寺川緑地帯を訪問し、地元の事情を見せていただきました。というのも、すでに2ケ月ほど前から流域治水に関する講演会を依頼されており、5月30日にはその計画がはいっていました。地元の善福寺川緑地帯をたった半日ですが、見せていただき、今回の国土交通省への質問ができる機会を、行政と住民の対話を進め、深めるための機会として活かしていきたいと思います。
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