4月22日、雨上がりの琵琶湖岸で、コップいっぱいの水をいただき朝の琵琶湖の水神さんへのお祈り。「対岸の新海浜で咲いたと宇野さんが報告していたし、比良もそろそろかな？」とハマエンドウの花を探しました。大きなマルバヤナギの影のところは日当たりも悪く、まだつぼみもありません。比良川沿いの日当たりの良い小山のところでは、咲いている！！まだまだ咲き始めのしっとりとした爽やかな姿。4月22日。
琵琶湖湖岸で生育する海浜植物のハマエンドウは滋賀県絶滅危惧種で、彦根市の新海浜だけとされていました。しかし、私自身、2014年にここに引越しをして発見！！近江舞子の内湖の横や南比良石垣湖岸と、湖西の三ヶ所に生息しています。ハマエンドウは海岸ではごく普通に見られる植物ですが、琵琶湖のハマエンドウは海岸のハマエンドウが淡水の湖岸に侵入し、閉じ込まれ、長い時間が経つうちに独自に進化し、この地に適応して生育し続けていると言われています。
何万年前かけて海から湖に来たのかしら？想像するとワクワクです。除草などしながら、日当たりも確保してあげましょう！！
