1月17日、阪神淡路大震災のあの時。もう29年もたつのですね。お亡くなりになられた方たち、またご家族の皆さま、お悔やみを申し上げますとともに、能登半島地震では本日段階で232名の方の死亡が確認されました。もともと半島という地理的に不利なところでの地震での電力、上下水道、道路などのインフラの回復にはまだまだ日数がかかりそうです。災害関連の死者がこれ以上ふえないよう、できるだけのお支えをさせていただきたいです。日々、復興にあたっておられる皆さまに感謝申し上げます。1月17日、900文字。
そのような中ですが、皆さまの今年の安寧をお祈りするために、「教育無償化を実現する会」として、前原誠司代表を先頭に、国会議員5人全員で、早朝より伊勢神宮にお参りをしてきました。まさに晴天の元、朝8時の開場とともに宇治橋を渡り、美しくはき清められた静謐な境内を、巨木を愛でながら、正宮(内宮)まで歩き、正式に参拝をさせていただきました。伊勢神宮には何度も伺っていますが、内宮の内側までお参りさせていただいたのは初めてでした。足元はまさに大きな玉砂利で敷き詰められ荘厳な思いでした。
また神楽殿では、御祈祷のお神楽でお祓いをいただき、心が洗われる思いでした。古式ゆかしく、修祓(しゅうばつ)、巫女の献撰(けんせん)、祝詞奏上(のりとそうじょう)、舞楽(ぶがく)、人長舞(じんちょうまい)、蘭陵王(らんりょうおう)と見事な神楽の舞をみせていただきました。若い人たちがこのような伝統の舞を受け継いでいることに心強くおもいました。(写真撮影禁止でした)。
晴天のまっさおな空につきさすようなエノキや杉の巨木、そしてこんもりとした緑深い照葉樹の森、神路山(かみじやま)、島路山(しまじやま)をのぞみ、また五十鈴川の水位はさがっているものの、清らかな流れに心洗われました。神宮の森にはチリひとつ落ちておらず、美しく維持していただいている皆さま、また早朝から、神宮をご案内いただいた皆さまに感謝です。