1月9日です。今日の琵琶湖は水位マイナス76センチで、ここのところの雪などで水位を維持しているようです。ただ、まだまだ安心できません。気温は8度、水温は10度で、水の中の方が温かい!水道のない時代、湖水を生活用水につかっていた人たち(昭和30年代初頭、湖岸集落320集落の8%の地域割合)にとって、冬の水使いは大変だったろうな、と改めて共感をしております。水道はありがたいです。比良山の向こうは若狭湾から日本海です。高浜原発、大飯原発は稼動中です。1200文字(長いです)。
年はじめの消防出初式や成人式(二十歳のつどい)なども終わり、新春年賀交歓会も各地で開かれています。私自身、滋賀県の地元でそれぞれの会合にできるだけ参加しておりますが、どうしても日々の報告をするのに気持ちが乗らず、1月9日になってしまいました。というのも、元旦の能登半島地震と津波、その震災被害の有様が日に日に深刻となっており、焦燥感ばかりがつのります。1月9日段階で死者は180人、安否不明者は323名ということ、避難所の生活状況を考えると今後関連死も増える恐れがあります。
今、災害時トイレ支援をしている仲間たちにネット上で連絡をとり、現場で動いてくれています。「水」「食事」「トイレ」「暖房」のこの4大問題が何としても必要です。また自治体などがホテルや旅館などの宿泊施設や公営住宅を避難者に一時提供できるような支援も必要です。奈良市がすでに初めています。滋賀県としても動いてもらえたらありがたいです。
また各会合の挨拶では、能登半島地震への支援とともに、琵琶湖そのものが地殻変動でできた湖で、琵琶湖西岸断層帯や花折断層など、巨大断層が足元を走っており、地震震災は決して他人事ではないこと、BCP(事業継続計画)づくりとともに、特に若狭湾岸の原発集中地域の周辺にも断層が走り、「日本海側には津波はない」と言っていた人たちの認識もここで改めていただきたいと発言しています。
また暮から検察特捜部が年末年始の時期も返上して、自民党派閥の政治資金規正法違反の事件追及も進み、7日は現職国会議員の池田佳隆議員が逮捕されましたが、まだまだ氷山の一角でしょう。今後他の議員、特に派閥幹部の捜査がどこまで進むのか、注視していきたいです。
嘉田が歳はじめから参加をしてきた会合は下記です。記録させていただきます。時間が重なって参加できない会合については、ここに記しませんが、メッセージを送らせていただいております。
1月4日(木) 部落解放同盟滋賀県連合会 新春桂けい冠旗びらき
大津商工会議所新年賀会
1月5日(金) 滋賀県遺族会主催 彦根市護国神社新年祈願祭
近江八幡商工会議所年賀会
1月6日(土) 第39回びわ湖新年互礼会(滋賀報知新聞社等主催)
大津北商工会新春年賀会
滋賀県薬剤師会年賀賀詞交換会
1月7日(日) 大津市消防出初式
高島市二〇歳(はたち)のつどい
近江舞子「生きる場」ダイアローグ話題提供
「脱成長型のコミュニズムと資本主義」
1月8日(月) 大津市20歳(はたち)のつどい
大津市逢坂学区新年交礼会
写真撮影は中沢けいこさん、佐口よしえさん、田代直さんが協力くださいました。