年の瀬もおしせまり大掃除に追われている方、また交通や御商売で普段以上にご多忙の方、ご苦労さまでございます。政治向きの発信をさせていただきます。来年2月4日に京都市長選挙が行われます。これまで「自公民」対「共産」という二極型だった選挙が次回は三極化といわれています。その一端を、まだまだ発足したての小政党ですが「教育無償化実現の会」が担わせていただき、村山しょうえいさんの推薦を決め、12月28日に京都市内の事務所で推薦状お渡しの場に参加させていただきました。またその後、村山さんの京都市長選挙にむけての決意表明を伺い、ますます村山さん推薦の意思を強くもちました。京都と滋賀、お隣でそれぞれに影響しあう地域です。ご関心をもっていただけたらありがたいです。12月30日。(1600文字)。
昭和53年生まれの村山さんが25歳で、京都市議会に当選した2003年、私はその挑戦意思に当時京都精華大学の教員をしていて応援の拍手を送りました。2006年に私も滋賀県知事として政治の世界にはいり、ちょうど二期目の2010年、村山さんが先導して地域政党「京都党」を立ち上げました。最高顧問に堀場製作所創設者の堀場雅夫さんがつかれました。私の直接のつながりは2012年に「未来政治塾」をたちあげた時、村山さんが堀場さんといっしょに政治塾の講師をしてくださった時がはじまります。村山さんの政治家としての仕事は何よりも「税金の無駄遣いをやめて、地方財政の再建を図ると同時に、子育てなどの未来への投資にむけよう」という「改革マインド」です。改革という意味では2006年に私が滋賀県知事に挑戦した時と思いは共通です。
財政再建はだれもが主張しますが、村山さんのすごいところは、議員役割ではなかなか直接影響が及ぼしにくい政策の見直しを実現したことです。たとえば、差別問題を逆手にとった同和利権といわれる実態を若い学生さんたちを巻き込んだ「まち美化」調査で明らかにし、またゴミ行政などの現業部分の調査をして、節約した予算を子育てや教育に回すという政策実現を図ってきたことです。その上、京都ならではの「宿泊税」の提案など、歳入確保にも力を発揮してきました。見事な差配で、地方自治にまつわる「マニフェスト大賞」も何度ももらっています。
京都市長選挙への挑戦は今回三度目です。五期の市議経験を経て、過去二回市長選挙に挑戦。今回はまさに「三度目の正直」、決意表明の演説には引き込まれました。京都市左京区の中学生だった13歳の頃、当時佐川急便事件があり、自分は命がけで政治をやって社会をよくしたい「夢は政治家」と自ら決めて、人とどうやったらうまくいくかと学び、大学へいかないと政治家になれないと大学を目指し、責任ある政治をすると決意をしたようです。東京の大学へ行き、松沢成文さんの事務所でボランティアにはいる。民間企業リクルートに就職後、25歳で京都市市議選挙に挑戦。最年少で当選後、上にのべたような各種の改革実行!
2月4日の京都市長選挙にむけての7つの約束。①納得の行政~解体、そして再生へ~、②財政再建~将来にツケを残さない~、③人口増加~人口増加都市・京都~、④未来を創造~こどもの命と成長に力を~、⑤市民を豊かに~市民の所得向上と心を豊かに~、⑥観光共存~市民も観光客も満足な観光都市~、⑦京都の復権~京都を再び都に~。
「選挙は熱伝導」と私自身は自らの選挙経験から編み出してきた信念です。まさに村山さんは、今、火の塊になって、それも20年の京都市政の経験を熱源にして、発信しています。皆さん、村山さんの思いに耳をかたむけ、もちろん他の候補者、松井孝治さん、福山和人さん、二之湯真士さんの政策にも耳をかたむけ、比較しながら、京都市民の方は、次の市長を選んでください。何よりも投票にいってください。地方自治の行方を決めるのは、皆さんの一票いっぴょうです!