Facebook 2023年12月16日 「嘉田由紀子びわ湖便り 2023年12月16日、石木ダム地域からの お米いただいています」。

「嘉田由紀子びわ湖便り 2023年12月16日、石木ダム地域からの お米いただいています」。ここ1週間の少しのおしめりで琵琶湖水位は5センチ回復。本日マイナス70センチ。琵琶湖を水源としておられる1450万人の京阪神の皆さま引き続き「節水」に努めてください。長崎県川棚町石木ダム建設予定地域のこうばるの石丸ほずみさんから新米が届きました。西川貴教さん企画のイナズマカレーや球磨川のつるさんからいただいたノリふりかけと一緒にいただいています。12月16日。(500文字です)。
公共事業を進める時、宅地や農地の所有者が納得せずに、強制的に私有財産を取り上げて事業を進めることを、「土地収用」による「行政代執行」と言います。有名なのが成田空港建設のための三里塚事件です。石木ダム地域では、戦後の日本のダム建設史上はじめてと言われる強制収用によるダム建設が進められています。直接の工事主体は長崎県の県営利水・治水ダムですが、事業認定は国がしています。
2019年11月にこうばる地区の全ての宅地と農地が強制収用されましたが、住民の皆さんは、県が住民との約束を無視して強制的に工事を始めていることに対抗して、すでに1500日以上の座り込みをしています。執念の座り込み!!日々、寒くなって皆さんのご健康が心配です。
そんな最中、今年の3月末には住民に無断で水田に土砂を入れ始め、工事を拡大しています。この5月1日にこうばる地区を訪問し、座り込みの皆さんにご挨拶をし、ほずみちゃんの水が入らない水田を見せていただき、重機の破壊場面、写真アップします。
それでもわずかに残った水田で、この夏も米をつくり続け、こうばるほずみさんの家からお米が届きました。一粒ひとつぶ、味わいながら、いただいています。ほずみさん、こうばるのみなさん、頑張ってください。
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