公共事業を進める時、宅地や農地の所有者が納得せずに、強制的に私有財産を取り上げて事業を進めることを、「土地収用」による「行政代執行」と言います。有名なのが成田空港建設のための三里塚事件です。石木ダム地域では、戦後の日本のダム建設史上はじめてと言われる強制収用によるダム建設が進められています。直接の工事主体は長崎県の県営利水・治水ダムですが、事業認定は国がしています。
それでもわずかに残った水田で、この夏も米をつくり続け、こうばるほずみさんの家からお米が届きました。一粒ひとつぶ、味わいながら、いただいています。ほずみさん、こうばるのみなさん、頑張ってください。