Facebook 2023年11月2日 「生きるための所得には課税をしないでください!」という法案を参議院に国民民主党として提出しました。

11月1日。「生きるための所得には課税をしないでください!」という法案を参議院に国民民主党として提出しました。10月20日に開会した第212国会は、天皇陛下による開会式を経て、総理の所信表明演説をきき、その所信表明に対して、各政党別の代表質問を衆議院、参議院で行います。それを終えて、個別議論は予算委員会でフォローされます。私は今、参議院の予算委員会委員として、10月31日と11月1日の委員会審議に参加。その合間の11月1日、参議院の事務総長に、所得税減税提案を国民民主党として出しました。法案の名称は、「名目賃金の上昇を上回る国民の所得税の負担の増加に対処するために所得税に関し講ずべき措置に関する法案」です。法案の名称は抽象度が高いのでそのままではほとんど理解不能です。普通に言い換えたら、「生きるための所得には課税をしないでください!」ということです。「基礎控除」の基準をあげて、生活維持の基本哲学を主張しました。11月1日。
10月20日の国会開会後、岸田総理が次つぎうちだす、経済対策がなぜか国民の心にささらないのか。それは岸田総理の生活感のうすさ、言葉のかるさ、そして政治哲学の欠如でしょう。政治は国民から強制的に税金をすいあげて、それを配分する権力の仕組みです。税制の基本は「公平」「中立」「簡素」です。政府の所得税減税案は評判が悪いが、それは税制の基本哲学・理念が欠けているからです。
今日、提出した国民民主党の減税案は単純です。生活物資の価格があがり、一定程度賃金があがっても、その基礎控除額が据え置かれると、課税対象金額が大きくなり、税金が増えてしまいます。基礎控除という言葉はわかりにくいかもしれないが、私たちが「生きるための所得」です。この基本部分に対しては、税金を課さないという基本哲学が、今日提案した「名目賃金の上昇を上回る国民の所得税の負担の増加に対処するために所得税に関し講ずべき措置に関する法案」です。
今日の写真は一枚だけです!!
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