Facebook 2023年10月15日 「滋賀県総合防災訓練」に参加。

10月15日、「滋賀県総合防災訓練」に参加。かつては湖岸や広い河川敷に集まり、まとめての訓練が多かったのですが、最近は分散型に変わりました。今日は、大津港での水難訓練の現場と大津市生涯学習センターでの避難所開設にかかわる訓練の二ケ所を見せていただきました。今日は、午前8時30分、大雨が降っている中、琵琶湖西岸断層帯を震源とする大規模地震が発生。大津市で震度6強を観測し、建物の倒壊、火災発生、液状化の発生、ガス・水道・電気・電話等ライフライン施設、鉄道、道路、堤防の破損等があり、多数の死傷者・安否不明者が発生したという想定で行われました。10月15日。(900文字、写真たくさんです)
大津港の水難訓練では、水中ドローンなどを操作しながら、水中からの救出者を、テント別にトリアージ(多くの傷病者らが居る中で、傷病の緊急度や重症度に応じた優先度を決めること)の訓練など大津港で見せていただきました。また大津港には消防自動車などがたくさんきていて子ども連れの家族もたくさんおられました。大津市の生涯学習センターでは、避難所開設の訓練で、段ボールベッドの組み立てや、簡易トイレづくり、また日赤奉仕団によるアルファー米の炊きだしなども見せていただきました。
私自身、避難所ではトイレ問題が大変重要とかねてより考え、国の災害対策特別委員会などでも簡易トイレやトイレ車の活用を提案してきました。今日は、簡易トイレを模擬的に使わせていただき、水分を固める凝固剤も使ってみました。実は私は今も日常的に「水と簡易トイレ」は欠かさずバッグに忍ばせています。100均でも売っています(微笑)。避難所の女性参画も重要で滋賀県防災危機管理局では幹部からスタッフまで女性を多く配置してもらっていてありがたいです。「普段やっていないことはいざという時に実践できない」という思いを柱に「生活防災」を唱えてきた私自身、避難所開設訓練は大変心強いです。
本日参加いただいた、各防災機関、関係団体、企業、地域住民の皆さん、準備から実践までご尽力いただきありがとうございました。
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