9月26日(火)には、2017年から続けてきた「琵琶湖周航の歌100周年事業」で毎年周航の歌の地元を訪問しながら加藤登紀子さんといっしょに進めてきた「周航する音楽祭」の準備活動。いよいよ来年2024年が、周航の歌6番の近江八幡でしめくくり音楽祭です。「西国十番長命寺♪♪ 汚れの現世(うつしよ)遠く去りて ♪♪黄金の波にいざ漕がん♪♪ 語れ我が共熱き心♪♪」。その準備のために近江八幡市小西市長、近江八難商工会議所の尾賀会頭さん、山田プランニングの山田さんを訪問、協力をお願い。あわせて長命寺の竹内住職を訪問し音楽祭へのご協力をお願い。その後比叡山と比良山を眺められる水が浜シャーレで久しぶりに食事をいただく。経営者の玉田ご夫妻とも再会。また晩には守山市議会議員選挙立候補者の「ますもとかなえさん」の地元自治会館での立会演説会で応援演説をさせていただきました。9月26日(1400文字、また長いです)。
守山市議会議員選挙は、20名の定数のところに25名が立候補で激戦です。現職が16名、新人が9名、女性が8名、と立候補しており、「25歳女性」、最年少の女性候補者が「ますもとかなえさん」です。ますもとさんの立候補の決意は大変わかりやすいです。背景はふたつあります。ひとつは今滋賀県議会議員として活躍中の小川やすえさんの市議会議員、県議会議員の活動を、それこそ子ども時代からみておられて、政治の世界が大変身近だったことです。ますもとさんのお母さんが小川さんの政治活動を支援しておられ、保育園時代から小川さんの政治活動に近かったというつながりがあります。知事現職の時代に政治の世界に小川さんを誘った私自身、まさにますもとさんは小川さんを介しての「孫の政治家」という感覚です(微笑)。(事実、私の最年長の孫娘と同学年です)。
もうひとつは、子ども時代から守山市の播磨田地区で育ち、中高一貫の守山高校から富山大学を経て上越教育大学の大学院で、心理学の学問を学んできた、その学問の知恵と経験を、障害をもつ子どもさんなど、困難に直面する人たちの人生の改善に役立たせたいという強い温かい思いです。ますもとさんは、心理学の先生から「心理学は個人の人生に深入りせずに、ひろくサポートすること」と教えられ、最初は納得がいかなったようです。どうしても、自分は個人に口だしをしたくなる性格。それなら支援の枠組みがつくれる議員になって、より広い、大きな行政と政治の世界でひろげていきたいと。それが議員になりたいという思いにつながります。そのたとえが「ハチドリのひとしずく」という逸話です。森の山火事を消すのに、ハチドリがひとしずくの水かけをし続ける。周囲の動物仲間から笑われるが「私は自分にできることをやりつづけるだけ」という決意の物語りです。