「琵琶湖で、無免許・飲酒運転の水上バイク、子ども二人巻き込んでケガをさせる!」。8月26日午後、ニュースが飛び込みました。それもいつも「危ない!ここは航行禁止区域ですよ!子どもたちが遊んでいるところにつっこまないでください!」と我が身をていして、湖上を走る水上バイクに大声で注意をしてきた、大津市北比良の我が家のすぐ前で起きてしまいました。大変悲しい事故です。私は県外出張で留守でした。背景情報を緊急にお知らせします。そして琵琶湖を管理する滋賀県当局に、今後の新たな再発防止策を求めていきます。もちろん私も前知事、現在の滋賀県選出の国会議員として、琵琶湖を利用する滋賀県内、県外の皆さんにも改めて呼び掛けていきます。8月27日。(1000文字)。
8月27日朝、現場をみてきました!「沖合350メートルまでは、まっすぐ徐行!」が決められている北比良の「琵琶湖レジャー利用条例」で決められた航行禁止区域です。そこを「フラフラした水上バイクが浜辺に突っ込んできたと!」近くの人がみていたという。そして浜辺5メートルほどのところで遊ぶ子どもたち二人を巻き込んだ!しかも無免許運転!その上、沖合の対岸、近江八幡から来た水上バイクという。警察の調査で分かったのは、「飲酒運転」をしていてアルコールが検出されたということ。無茶苦茶です!!子どもたちは重症にはならなかったということですが、さぞかし怖かったでしょう。せっかく琵琶湖に遊びにきてくれたのに!ごめんなさい。
琵琶湖の水上バイクの航行規定には、昭和30年代に決められ時代に応じて改定されてきた「琵琶湖水上安全条例」と、平成時代になって琵琶湖の環境保全のために水上バイクを含むプレジャーボートの利用制限を定めた「琵琶湖レジャー利用条例」があります。特に後者については、私自身、知事時代に航行禁止区域を決め、水質悪化をまねく水上バイクに「適合証義務化」を決め、同時に運転者に講習訓練を義務づけた改善をしてきました。その政策当事者として、水上バイクによる人身事故が起きてしまったことは大変悲しいです。
また本日、8月27日には、長浜市の沖合で水上バイク同士が接触をして、骨折重症したという。また8月20日には女子中学生が水上バイクから振り落とされ、ケガをしています。相次ぐ水上バイクがらみの人身事故に遭われた皆さんにお見舞い申し上げるとともに、琵琶湖の水上でこれ以上の水上バイクがらみの人身事故が起きないよう、行政、政治関係者は努力をしないといけません。私自身も力をいれていきます。三日月知事も8月22日の記者会見で安全確保に言及しております。この9月の滋賀県議会や大津市議会での、問題提起もお願いしたいです。