2022年8月4日、5日の豪雨からまる一年、滋賀県がようやく森林保全課、流域政策局、琵琶湖保全課、水産課合同の検討会を発足、その現地報告会を8月9日に長浜市で開催。その報告を、村上悟さんが詳しくまとめてくれました。私は次のような発言を最後に行いました。知事時代の責任から逃れる意図はありません。どうにか「濁水問題改善の出口」を探すには、地元事情に詳しく、まさに当事者である漁業者、農業者、住民参画が必須です。
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政治家からも発言
質問者の中には、政治に携わる方からも重要な意見があった。
一つは、元県知事で参議院議員の嘉田由紀子さん。「私自身も県政を預かっていた責任」があること自ら認めた上で、ベルクスキー場の問題は歴代の稲葉知事、国松知事、嘉田知事、それぞれの時代にまたがっているにもかかわらず、知事時代には事の重大さを知らされていなかった、ということを話された。
加えて、「このままでは出口が見えない」と指摘。そして、阪田さんや子林さんらの名を挙げ、「これだけの記録を取り、情報をまとめてくれている人たちがいる。専門家を有識者と呼ぶなら、専門家でないこの方々は果たして無識者か?」「今後の検討は、専門家と行政だけでなく、住民も交えて、三者で検討を進めていただくことを是非検討いただきたい」と主張された。森林保全課長も、持ち帰って前向きに検討したいとおっしゃった。
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村上さん、タイムリーな報告をありがとうございました!県行政の本気度が試されています。