5月20日、21日と大変濃度の濃い企画を琵琶湖源流部の高時川流域で実行しました。名付けて「全国トチノキ学ネットワーク準備会」です。2008年―2009年にかけて滋賀県高島市で、樹齢300年以上といわれるトチノキ巨木が大量に、業者により伐採され、大きな問題となりました。その後、滋賀県や自治体行政、住民が声をあげて、琵琶湖源流部に存在する約550本の巨木群の保全の必要性が社会問題化されてきました。また全国各地でトチノキを愛し研究や社会的活動をしている人びとがたくさんおられます。そこでトチノキの生態、山村生活文化、地域振興、次世代育成、などの連動する課題を「研究者」「行政」「住民」「企業」で共有し、学び合いと課題解決の場とする会を企画し、準備会として全国に呼びかけました。今回中学生から熟練の研究者まで、北は秋田県、西は広島県から約70名の方たちが集まってくださいました。5月22日。(900文字)
準備会開催のご協力いただきました皆さまに感謝です。さぁ、来年にむけて、またはたらきき続けましょう!