Facebook 2023年3月11日 午前「市政•国政報告会」を開催。午後「原発のない社会へ 2023びわこ集会」。夕方「葦船」との出会い。

東日本大震災から12年、午前中は石山市民センターで、大津市議の出町明美さんといっしょに「市政•国政報告会」を開催。午後には、膳所公園での「原発のない社会へ 2023びわこ集会」へ。雲ひとつない晴天の元、びわ湖畔に500名近くが集合してくれました。最近の岸田政権の原発回帰の方針に怒りをもつ人びとが多いからでしょう。そして夕方、湖西線近江舞子駅から琵琶湖沿いに自転車で帰宅すると、白汀苑の前浜で、「葦船」をつくる人たちに出会う。そういえば白汀苑の経営者の今井さんが、最近葦集めをしていた、その作業日だ!完成した葦舟の進水式、びわ湖へ漕ぎ出し湖面に浮かばせ、葦舟上で、ヴァイオリンとギターの琵琶湖周航の歌を聴く・・・・至福の時間でした。3月11日、1800文字をこえています。最後の葦舟写真がステキです。写真だけでもご覧ください!
「市政•国政報告会」では人数は少なかったですが、逆に少ないゆえにじっくりと石山地区の皆さんのお声を聴くことができました。私は、2019年参議院選挙でお約束をした政策項目を示し、特に「電気の代わりはあるけれど琵琶湖の代わりはない」と「卒原発」を訴えてきたが、昨年12月の国会が終わったあと、急に岸田政権が「60年超の老朽原発再稼働」「新増設の方針」に対して国会の委員会や調査会で強く疑問を呈していることを説明。
参加者の皆さんからも、「3.11を忘れてはいけない、若狭湾岸の原発銀座に近接している滋賀県は、次は我が身かと真剣に考えるべし」という切実な声もいただきました。出町さんは、学校や公民館、また身近な道路改善や図書コーナーの充実など、市議としての具体的な政策を訴えて下さり、説得的でした。最後に県議選挑戦の野田たけひろさんも決意表明。
「原発のない社会へ 2023びわこ集会」のチラシは毎年、市居みかさんと畑佐実さんがつくってくださるあたたかいデザイン。こうして熱のある集会を準備してくださる主催者の皆さんに感謝申し上げ、私は、2019年にせっかく皆さんに選んでいたき国会に行きながら、国会議員として、自公政権の「原発回帰」の閣議決定と、廃棄物処理など全く見通しのないままの「老朽原発運転延長」「新規原発建設」のまとめ法案の提出が「無念で悔しい」と訴えさせていただきました。
全国の自治体として唯一の原発リスクシミュレーションを知事時代に行い、どんなに緻密に計画しても「実効性ある避難計画」がつくれない。何よりも琵琶湖には足がない、琵琶湖のアユもビワマスも避難できない。それに気づいて「電気の代わりはあるけれど琵琶湖の代わりはない」と琵琶湖岸に住居を定め、大津にいる時には毎朝琵琶湖の水を飲みながら、琵琶湖の水神さんに感謝する。国会でもこのことを訴えていますが、多勢に無勢。平尾道雄米原市長の地域政策、井戸謙一弁護士からの包括報告も力がはいっていました。
膳所公園での会合後湖西線で近江舞子駅へ。近江舞子の浜を自転車で帰宅。白汀苑の前浜で、何と葦舟づくりをしているではないか!!6月に葦舟祭りをする、その準備という。葦舟づくりの指導は、冒険家で葦舟航海士の石川仁さん。2003年の世界水フォーラムの時に、「淀川葦舟下り」を主宰してくださいました。その石川さんを琵琶湖にお呼びしたのは、ギター・ウクレレ奏者の岡部昭さん。草津市矢橋にお住まいです。
朝から葦舟づくりに挑戦、ようやく形ができて、琵琶湖に漕ぎ出す、その瞬間に出逢う。石川さんはチチカカ湖の葦舟を送り出す時の儀式、母親の胎内から子どもが産まれる、その儀式を模して日本酒でお清めをして、皆の力で琵琶湖に送り出す!チチカカ湖の葦舟は琵琶湖博物館で展示をしていました。
近江八幡の鶴翼山と沖島のシルエットを背景に、まずは子どもたちが葦舟に初乗り。指導もなしに直接にパドルをつかって、スムーズに漕ぎ出す。そのあと、次つぎと代わるがわり漕ぎ出しながら、最後に主催者のギター奏者の岡部昭さんと、守山在住のヴァイオリン奏者の山本努さんが正座をして乗り込み、まさに和式で即興の琵琶湖周航の歌を演奏・・・・・。
鏡のような穏やかな湖面に今、母親の胎内から生まれでたような葦舟をうかばせ、水上にひびく、やさしいヴァイオリンとギターの琵琶湖周航の響き!!!「松は緑に♪♪ 砂白き♪♪♪」こんなに心に染み入る、琵琶湖の水神さんに届ける周航の歌・・・至福の時間でした。
6月9日から11日に舞子浜で葦舟祭りということ!!6月11日は、周航する琵琶湖音楽祭、第5回目です。加藤登紀子さんも張り切ってくれています。重なっている!!どうにかハシゴできるよう企画しましょう!また皆さんにご案内さしあげます!長話におつきあいいただきありがとうございました。
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