Facebook 2023年03月09日 予算委員会の合間に、参議院会館前での連合の春闘デモ行進の皆さんの応援エール&「国際女性デー」の院内集会に参加

3月7日、予算委員会の合間に、参議院会館前での連合の春闘デモ行進の皆さんの応援エール。連合の芳野友子会長から、水岡俊一参議院会長(立憲民主党)と、舟山康江参議院会長(国民民主党•新緑風会)にそれぞれ賃上げ要求の要請文書が手渡された。春闘の東京でのデモにかかわるのははじめてです。全国から集まった皆さんにエールを送りました。3月8日は、午前中、参議院本会議でガーシー議員が「議場での陳謝」を行う予定でしたが、議場に姿をあらわさず、次への懲罰に進むことになります。その後、「国際女性デー」の院内集会に参加、政党代表からの意見表明がありました。3月8日。1200文字です。
今年の春闘は例年になく盛り上がっており、いくつかの大企業からは「満額回答」がだされており、15日にはほとんどすべての企業からの回答がだされるはずです。しかし中小企業では、円高やエネルギー価格の高騰などによるコスト増大が製品価格に転嫁できず、経営状態は必ずしも良好とはいえず、満額回答はむずかしそうです。予算委員会では、賃上げする中小企業に特別の補助金など、財政支援をするべし、という意見がたくさん出されています。
国際女性デーでは、政治分野への女性参画データなどが示されました。滋賀県は県議会議員の女性比率は17%で、東京都、神奈川県、京都府についで全国4位です。しかし、市議会議員、町議会議員では全国的に決して高くありません。4月の統一地方選挙にむけて、女性の政治参画をすすめるための議会改革(欠席理由に出産や介護をいれる)や、女性議員にむけられるセクハラ問題について、研修会や勉強会の提案がなされました。
国際的にみると、DECD諸国での「女性の働きやすさ」は、主要29ケ国の中で、下から二番目です。指標となる項目は国会議員の女性比率と、大企業での女性役員比率です。トップはアイスランド、そしてスウェーデン、フィンランド、ノルウェー、ポルトガル、フランス、ベルギーと続きます。私自身、法務委員会や予算員会でも指摘してきましたが「女性の働きやすさ」は、出生率ともプラスの相関があります。働きやすいことは、子どもを産み育てやすい、ということです。
来週もまた予算委員会で、出生率の問題を岸田総理に問題提起したいです。いつも言っている離婚後の単独親権で、シングルマザーになることは、時間的にも精神的にも、子育て責任を一人で負わなければならず、単独親権は、女性の働きにくさを助長しています。女性の働きやすさの上のほうにある国はいずれにも離婚後共同親権をとりいれています。「教育」「健康」では、日本女性は国際的にもトップの水準にあるのに、働きやすさが低位に甘んじているのはもったいないです!社会的、文化的背景をもっともっと追及する必要があります。
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