3月4日、5日は、統一地方選挙にむけて4つの会合に参加。①「連合滋賀2023 春季生活闘争・統一地方選挙必勝総決起集会」、②「国民民主党・滋賀県総支部連合会・第3回定期大会」、③「立憲民主党・滋賀県総支部連合会・第4回定期大会・統一地方選挙必勝決起集会」、④「宮本てつやを励ます会(長浜市)」。最後に長浜市の「イカハッチン=田舎に移住したオンナたちの日常(サバイブ)」」のトークイベントを訪問。昨年からずっとずっと会いたかったよそ者元気女性8人に出会えて湖北の希望をいただきました。お昼は、長浜黒壁近くの「もみじやさん」の「のっぺいうどん」とイサザとコアユの飴炊き! 40年前から長浜の歴史や職人文化の魂を教えていただいた辻喜八郎店主さんと写真。帰路の竹生島夕焼け、東阿閉地区のヤンマー創業者山岡孫吉さんの記念館を訪問。滋賀、びわ湖と人びとは魅力がいっぱい!3月5日。2100文字です。また長いです(微笑)。
3月4日、3年ぶりにびわ湖辺で1500名が参加をして、「くらしをまもり、未来をつくる」を合言葉に、連合滋賀主催の賃上げ要求大会。また3月31日から始まる統一地方選挙では、県議選14名、市町議選14名、また秋の中間選挙では5名、合計33名が連合滋賀の推薦で立候補予定です。全員勢ぞろいで、一人ずつの決意表明は、それぞれに個性的で熱意と決意に満ち溢れており、大変頼もしい場でした。私は応援団として、「選挙は熱伝導、皆さんの地元の候補者を何としても、働く者の代表として議会に送り出してください。私も全力応援させていただきます」と挨拶しました。その後、大津市中心部までデモ行進。
午後には、大津市内で国民民主党の滋賀県大会。党本部から前原誠司副代表をお迎えして、斎藤アレックス県連代表の、「賃上げ」「くらしをまもる」の力強い決意表明。また県議選・市町議選21名の推薦者も公表。私は挨拶として、今、国難ともいえる少子化は日本ではすでに50年前からはじまっていた。自民党の、女性を専業主婦にという家族政策が一つの要因で、50年前のアメリカ留学中に、研究をしたいし授かった子どもも産みたい、そこで悩んでいた私に「納税者になり社会貢献しながら、子どもは社会で育ててもらいなさい」と、社会心理学の先生からアドバイスをもらったこと、ノルウェーでは1975年に「女性政治家30%」という割り当て制度ができていたことも紹介しました。
3月5日、午前中には「立憲民主党・滋賀県総支部連合会・第4回定期大会・統一地方選挙必勝決起集会」。徳永代表の岸田政権を「ぼったくり花火大会」の比喩は見事でした。三日月知事、小西近江八幡市長、白木連合会長、斎藤アレックスさんの応援挨拶に次いで、私はレオ・レオーニの「あおくんときいろちゃん」のお話をしました。立憲民主党のシンボルカラーは青、国民民主党のシンボルカラーは青と黄色。実は青と黄色をあわせると緑になる。私が無所属で緑色を通しているのは、連合発祥の地の滋賀県としては、民主党としての大きな塊になることが大切。統一地方選挙は、立憲民主党・国民民主党に加えて、地域政治団体の「チームしが」が3者連携で推薦をしあって、そこに連合さんが応援をしてくれて、「大きなかたまり」をつくっていること、本来の二大政党制の片方が担えるよう「和」をつくりだしましょう、と挨拶。
午後は長浜市に移動。今期で引退表明している「大橋みちのぶ」さんの後継として手をあげた「宮本てつや」さんの決起集会。
大橋議員の12年にわたる県政への貢献に感謝。宮本さんの、定員ひとり減の長浜市選挙区での決意表明に感銘をうけたこと。長浜市で尊敬するふたりの先人について紹介。ひとりは宮本さんの地元、西浅井町の「百姓知事」といわれた谷口久次郎さん。昭和30年代、下流の発展のためと国で計画されていた「琵琶湖総合開発」に、「上下流きんてん論」を主張し、地元滋賀県の地域振興を強行に主張し、その後の滋賀県のインフラ整備の基礎をつくったこと。もうひとりはヤンマー創業者の山岡孫吉さん、こちらも高月町の農家出身で、ディーゼルエンジンを発明し、ヤンマーの基礎を築いたこと。同時に雪深い山間部でも出稼ぎしなくてすむよう「ヤンマー家庭工場」を各地につくり、「農工一体」の地域開発のモデルとなったこと。先人の地域貢献の歩みを是非宮本さんにも受け継いでほしい、とお願いしました。
夕方、「イカハッチン=田舎に移住したオンナたちの日常(サバイブ)」という、昨年春、廃屋前に8名の個性的な、まさにキャラがたった女性がそれぞれの作品をもって写真デビュー!昔から知り合いの女性たちもおられ、見事なヒット!それもよそ者ばかり。昨年の創刊号についで今年二冊目の「サバイブユートピア 特集・嫁」。私や母の世代には、父系の家制度の中で、男尊女卑の象徴のような「嫁」を、外からはいりながら、それぞれの生活力と人間性の深い女性たちに感動!という流れのトークは、意外であり、しかも新鮮。家制度に苦しんできた私の世代では見えない可能性発掘。大津市瀬田を中心に活躍する岩原勇気さんたちの『いそがばまわれ』の紹介も、書物づくりに精魂こめる「能美舎」経営のイカハッチンのひとり、堀江雅史さんとのトークも楽しかったです。