2月18日はまる一日、滋賀県内を走りまわりました。それぞれの出会いと対話、うれしかったです。まず東京の国会用務から滋賀に帰り、宿泊していた彦根市から米原市へ朝一番に移動。「第30回部落解放研究滋賀県集会」に参加、来賓紹介。
その足で、JR近江八幡駅経由で日野町へ。日野町では山本みえこさんの仲間が準備してくれた「かだ由紀子さんと対話集会」に参加、
そのあと近江八幡に戻り「嘉田由紀子・今江まさひこ 国政・県政報告会」。最後はまた北へ、彦根に戻りひこね市文化プラザでの「近江高校吹奏学部の卒業演奏会」に参加。1週間ぶりに比良の自宅に帰ったのは真夜中でした。2月19日(1800文字、長いです。スミマセン)。
部落解放同盟の研究集会は毎年この時期に、県下全域から関係者が集まり、まる一日の勉強会が開催されます。特に大正11年の水平社創立から100周年を迎え、プログラムの構成には力がはいっています。前川喜平さんの記念講演に続き、5つの分科会でそれぞれにテーマ別の勉強会。京大大学院時代の仲間の石元清英関西大学名誉教授も講師としてお見えでした。来賓挨拶だけで失礼して、米原駅・近江八幡駅経由で日野町へ。(写真提供山本剛さん、ありがとうございます)
日野町中心部の古民家改造の向町カフェで昼食をいただき、そのまま「女性の気づき実行へ かだ由紀子さんと対話集会」に参加。国政での子育てや女性支援政策を報告し、会場からの質問を受けて対話へ。「学童保育士の息子の働きがいを増す事ができるような待遇改善が必要」「工場のラインで働いている人のスキルアップを図ってほしい」「孫に好かれるおじいちゃんになるには?」「政治への女性参画をもっとすすめて」など切実な声をいただき、今の国の状況お伝えし、学童保育の現場に詳しい山本えみこさんの意見も聞きました。
山本さんが「孫に好かれるためには、おじいちゃんはいっしょに遊ぶ、遊び仲間が大切」と。私も「川遊びで魚つかみをいっしょにして、森でクワガタつかんで、それでおじぃちゃんの株はあがりますよ!」とアドバイス。尋ねてくれたご本人も納得くださったようです。自分が子ども時代に楽しかったことは今の子どもも楽しいはずです!ありがたいことに、日野町だけでなく、滋賀県にはまだまだ豊かな川や森や自然がいっぱいです。もちろん琵琶湖も。
田島一成さん、藤沢なおひろさんの応援メッセージを経て、最後には、この春の県議会議員選挙に初挑戦する山本みえこさんの決意表明を受けて、みんなで「選挙への熱伝導」を誓いました。日野町で生まれ育ち、京セラで働き、結婚後は自ら3人の子どもさんを育て、孫も4人、学童保育指導員や介護施設での仕事、また地域婦人団体の役員など、ともかく働き手の山本みえこさん、県政に欠けている農村部の女性目線がとっても頼もしいです。
夕方には近江八幡へ移動。「嘉田由紀子・今江まさひこ 国政・県政報告会」では、徳永ひさしさんの応援演説のあと、今江さんが県政での政策実現について、特に「弱者支援」の政策について丁寧に説明。たとえば視覚障碍者の暮らしの支援や、下請けいじめにならないような「公契約条例」の貢献を語りました。私は2006年の最初の知事選挙、学者から政治家への出発点で、八幡の皆さんが手取り足取り演説の仕方など教えていただき今も深く感謝していること。そしてチームしがが県議会第2会派として今、活動できるのも今江さんの貢献が大変大きく、何としても今江さんを4月の県議会議員選挙での応援をいただきたいと心からお願いしました。
夜には、中沢啓子県議会議員のお誘いで、ひこね市文化プラザ「近江高校吹奏楽部第29回卒業演奏会」へ。3年生を送りだす卒業演奏会の趣向とともに、見事なマーチングバンドや寸劇などもふんだんに取り入れ、感動的な舞台でした。昨年の近江高校の春・夏の甲子園の活躍時の吹奏楽の応援で一躍全国から注目されました。またNHKの生放送で、西川貴教さんと共演、実は昨年だけで西川さんとは3回も共演しています。演奏場面は写真がとれず、舞台がはねてから顧問の樋口心先生と記念写真、感動の思いを伝えさせていただきました。
また「モノマネ芸人JPさん」が飛び入りで舞台に出てくださいました。会場は大騒ぎ!。はねてからすぐ横の座席に座って下さり、いろいろ話をしてみると八日市市出身のJPさん(前坂淳平)のお父さんは前坂雅春さん。滋賀県の労働者の組合、連合の幹部をしておられ、今は近江八幡市の歴史民俗資料館の館長をしておられるということ(サンライズ出版のDuet・134号にお父さまが登場されます!)。前坂さんには私たちも選挙で大変お世話になりました。狭い世界!お互い大変な親近感を感じ、もりあがりました。