1月4日、仕事はじめです。国会議員の仕事はじめは各種団体の「年賀会」「旗びらき」などの新年行事に参加をして、会員の皆さんと年賀の挨拶を行い、全体挨拶の時間をいただく場合もあります。私のように選挙区が滋賀県県域の場合には、全県域からのご招待があるので、なかなか本人が行ききれません。その場合には秘書が「代理出席」とさせていただきます。それもかなわない場合には「メッセージ挨拶」になります。今日、嘉田事務所では、守山市商工会議所はメッセージ対応、草津市商工会議所は古谷秘書に代理に出席してもらい、私は「大津市商工会議所」の年賀会と、「部落解放同盟滋賀県連合会旗びらき」に参加をして、挨拶をさせていただきました。1月4日。(1100文字です)。
大津市関連の3人の国会議員の挨拶があり、私は河本会頭からの挨拶のテーマを受け、環境問題と少子化問題について持論をのべさせていただきました。いずれも実は1970年代初頭から研究者などから問題提起をされていたが、日本の政治も経済も手を打ってこなかった。環境問題については琵琶湖の水質、生態系問題は武村元知事の時代から先駆的な手を打ってきたが地球環境問題は出遅れている。
「部落解放同盟滋賀県連合会旗びらき」では、全体として人権問題への対応が求められています。ここも国会議員としての挨拶時間をいただいたので、私のほうは「子どもの人権問題」をとりあげました。ユニセフの先進国38ケ国調査では、日本の子どもの幸せ度は37位。なぜこんなに低いのか。その原因のひとつは「社会関係の貧しさ」「コミュニケーション能力不足」があると専門家が分析しています。国連児童憲章を1994年に日本は批准しながら、子どもの権利を暮らしの場で十分にサポートできていない。家族や地域社会で、もっともっと子どもたちの多様な意見を引き出しながら、子ども自身がコミュニケーション能力を高め、幸せ感をもてるような社会づくりが人権問題でも必要ではないか、と問題提起しました。
(写真提供いただきました中沢啓子県議、佐口佳恵県議、斉藤アレックス事務所に感謝です)。