新しい滋賀県立体育館(滋賀ダイハツアリーナ)が大津市瀬田の文化公園横に開館し、本日開館記念式典に参加、内部施設を見せていただきました。今、大津市におの浜にある県立体育館は昭和48年建設ですでに老朽化し、また手狭となってしまいました。そこで2025年に開催予定の国民スポーツ大会・障がい者スポーツ大会に合わせて新設することになりました。私の知事時代、県有地の中でまとまった土地が瀬田文化公園横にあり、草津・田上インターも至近距離で交通の便もよいことから場所決めを行い、三日月知事のもとで建設が進みました。まさに10年がかりの施設です。11月19日。
「メインアリーナ」は観覧席が5000で、バスケットボールコート3面分あり、全国大会規模のスポーツイベントやプロスポーツの興行を行うことが可能です。12月1日からは、B1 で活躍中のプロバスケットボールクラブ「滋賀レイクス」のホームアリーナにもなります。 観客席数が県内でも最多のアリーナで、この5000席が満席になり、レイクスの試合が開催されたらさぞかしにぎやかなことになるでしょうね、ワクワクします!
「サブアリーナ」も十分ひろいです。特色があるのは「トレーニングルーム」で、有酸素マシン・ウエイトマシン・などがあり、幅広い年齢層の方のトレーニングができます。上級者まで対応できるマシンもあります。トレーニングルームには指導者も配置してくれるので、機器の利用方法・効果を説明してくれるとともにトレーニング指導をおこなってくれます。利用料も3時間500円とリーズナブルです。
「多目的室」では子ども向けのダンススクールや、日中の運動が難しい人には夜間のヨガ教室なども開催予定とか。午前8時から午後10時までの利用時間もありがたいです。またこどもさん連れには、キッズルームもあり、あらゆる年齢層が使いやすい施設になっています。
今日は晴天で、二階の屋上テラスが大変開放的で気分爽快。「森のテラス」と名付けられ、足下の雨水調整池を経て、田上の山やまをのぞむことができます。江戸時代からはげ山であったところを先人が苦労をして回復してきた、まさに「砂防の聖地」田上山を森のかなたに見ることもできます。
名付けの「ダイハツアリーナ」は、滋賀県竜王町に巨大な製造拠点をもつダイハツ株式会社が、レイクスなどプロスポーツをこれまでも応援してきてくださった、その延長でネーミングライツにより寄付をいただいています。
総額95憶円の巨額の投資がなされた県民の皆さんの施設です。予約もネットでできます。駐車場も広くとってありますが、車以外での公共交通でのアクセスもあります。ちょうど滋賀医大病院と瀬田駅・南草津駅間のバスを使うことができます。今日、私はバスで帰りましたが、片道260円、滋賀医大病院のバス停留所まで2-3分の至近距離です。皆さんで大事に使っていきましょう!
この施設の土地造成から建設にかかわっていただいた皆さま、地元自治会の皆さま、また施設計画に汗をかいてくださった県職員の皆さまに感謝申し上げます。今日は多くの県議会議員、また新しく滋賀県におこしいただいた大杉住子副知事ともお会いできました。(写真の一部は中沢啓子さん、佐口佳恵さんに提供いただきました)。