Facebook 2022年9月18日 3年ぶりの開催「イナズマロックフェス!!」

コロナ渦で中止あるいはオンライン開催だったイナズマロックフェスが3年ぶりに琵琶湖畔の烏丸半島に戻ってきました!初日の17日は2.5万人ほど、二日目の18日は5万人以上が参加。明日19日はJRが運行中止ということで、やむなくイナズマも休止が決まりました。残念です。幸い、本日18日の午後の日程を変更して、西川さんの陣中見舞いに伺いました。「嘉田元知事のおかげで始まったイナズマ、いよいよ来年は15周年です!」と西川さんからの心強いお言葉。久しぶりの再会でした。スタッフの皆さん、ありがとうございます!9月18日。(また長いです、1400文字)
もともと2008年に西川さんと知事との新春対談で、私が「これから滋賀県を担う若い世代のみんなが滋賀県を誇りに思ってもらえるような企画づくりに協力してもらえませんか」と呼びかけました。西川さんは、「生まれ育った地元へ恩返しがしたい」という強い気持ちをもっておられ、ふるさと観光大使に就任いただき「ぜひ野外フェスを一緒にやりましょう」と決まったイナズマロックフェス。「琵琶湖岸のどこでも気に入ったところを選んでください」と琵琶湖周辺をご案内して、結果、烏丸半島の琵琶湖博物館の隣の芝生広場を西川さんが選ばれました。琵琶湖を隔てて、比叡山が美しく特に夕焼けが美しいです。
開催日は9月19日のご自分の誕生日を中心にといわれる。「その時期は台風シーズンで大変ですよ。ほかの季節は?」と尋ねましたが、どうしても9月19日をゆずらない。後で、ちょうど9回目の2017年フェスの直前の8月末にお母さまが亡くなられた。その時「実は母の病が発見されて、滋賀で仕事をいれたら母ともっともっと会えるようになる」というお母さんへの強い思いがふるさと大使を受けていただいた理由のひとつだったという。琵琶湖と故郷への西川さんの強い思いをつないでくれたのはお母さんでした。ありがとうございます。
野外フェスは「騒音」「交通渋滞」「ゴミ問題」の三大課題があると西川さんが言われたので、「行政として、滋賀県と草津市でこの3点は引き受けます。西川さんが中身をプロデュースしてください」と2009年の9月に始まったイナズマロック。初日は知事が、二日目は草津市長が開会あいさつ。まさに行政と協力して、地域密着のフェスに成長しました。最初はメインステージ【雷神】だけだったのが、フリーエリアの【風神】や【龍神】を新人の発掘や、ご当地キャラも登場し、家族連れで楽しめるステージも追加されてきました。
すべてが手探りだった「イナズマロックフェス」。広告代理店のようなプロが仕切るのではなく、西川さんの個人事務所が主体となって運営する、いわば手作りのフェス。県としても滋賀県の観光フェアの一環として観光案内や、環境保全活動案内ブースをたくさん設けました。全国からのフェス参加者による地元経済への波及効果は数億円を超えるというデータもあります。何よりも、マイナーな滋賀県が、イナズマロックフェスと西川さんのおかげで、知名度と存在感が高まりました。ありがたいことです。
今日も、会場にはいったとたん、「石川からきました!」「滋賀からです!」とお声がけいただきました。また食事コーナーではイナズマカレーやイナズマパンなどとあわせて、「湖をデザイン」して「びわ湖をまとう」オリジナルアクセサリーなども 出品。また「環境政策課」や「琵琶湖再生課」や「琵琶湖博物館」「美しい琵琶湖」など、行政や地域住民団体の参加もにぎやかです。
県内企業さんも西川さんと様々な協力企画つくり。和菓子の叶匠寿庵さんは地元素材で「西川餅」をプロデュース、漬物の丸長さんも「イナズマ漬物」、平和堂も特製Tシャツづくりなど、民間企業とも協賛してくださっています。
残念ながら明日、19日のプログラムは台風14号の影響で中止ですが、来年の15周年にむけて、今から、県民の皆さんからのアイディアなどもつのり、参加性をより高めたイベントに成熟していくことを期待しています。
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