Facebook 2022年9月17日 マスコミさんからの「流域治水」や河川系について、取材や記事がふえています。

ここのところ、マスコミさんからの「流域治水」や河川系について、取材や記事がふえています。ひとつは9月16日、朝日新聞(滋賀版)朝刊です。高時川の濁水問題について、大津総局の平岡記者が取材をしてくれました。高時川漁協の阪田光雄組合長が、2017年7月以降のすべての営業日の水位や川の濁りなどを記録してくださっていたので、記者さんも記事が書きやすかったと思います。また阪田組合長と上流部の丹生川漁協の轟組合長が連名で、高時川の濁流によりアユ漁が壊滅的であることを三日月知事に要望書を出しておられますので、9月20日以降の滋賀県議会でも必ず取り上げてくださると思います。9月17日。
また同じく16日、午後7時30分からのNHKTV「かんさい熱視線」(関西のみ)では「変わる水害対策“あえて水をあふれさせる”」として30分番組を編成。半分は滋賀県の流域治水条例の解説と、8月5日の高時川の出水で「霞堤」から農地に洪水がはいってしまったヨコタ農園さんの苦悩について紹介。また200年確率で3メートル以上の浸水リスクがある滋賀県内50ケ所を「浸水警戒区域」に指定する作業がなかなか進みにくいという課題も紹介。山内美和子さん提供の映像、大見橋をこえる濁流動画は怖かったことがよくわかります。あと半分は大和川の中流部、王寺町の中心部の浸水リスクと町づくりの両立の問題。
出演してくれた滋賀県立大学の瀧健太郎さんが、全体のタイトルが誤解されやすいこと(つまり「あえてあふれさせる」のではなく「あふれることも折り込み済」)をFB上で指摘しています。私たちが暮らす町づくり政策や農業政策の側からも協力をしてもらって「総力をあげて」被害の最小化を求める、とつねづね言ってきたことが表にでていなかったかもしれません。瀧さんが同じくNHKのラジオで解説しているそちらの方がわかりやすいかもしれません。
瀧さんは17日は立命館大学での「日本自然災害学会」での講演など、本当に連日、ひっぱりだこです。お疲れがでませんよう、、、、心配です。
台風14号、とびきりおおきそうです。市町村や都道府県、国の災害対応部局の皆さん、警戒体制入りで大変ですが、どうかよろしくお願いします。皆さん、それぞれに台風14号に備えてください。まずはあなたの市区町村のハザードマップのチェックと、ご自分や家族をまもる避難体制、とってください。
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